あうんの呼吸と触覚
チームやペアで行う競技では
【あうんの呼吸】
が大切になってきます。
「Aは◯◯が得意だから、ここにパスを出そう」
「Bならこう動くから私はこう動こう」
など、一瞬にしてゲーム展開を想像して実行する場面は多いかと思います。
短い期間でチーム、ペアとして試合をしなければいけない状況もあれば
長い期間、もしくは寮で共に過ごすという状況でチーム、ペアに馴染んでいくケースもあるかと思います。
様々な環境を重ねて
勝利のために「あうんの呼吸」を整えていく過程は簡単なものではありません。
あうんの呼吸は
同じ時間、同じ感情などを共有していくうちに
自然な流れで
【相手はこう考えていると思うからこうしよう】
という発想から生まれているものではないかなぁと思っています。
この発想は実は、幼少期に発達するんですね。
約3才までは見たままの現実しか認識できないのですが
4才頃からは、先ほど述べた
【相手はこう考えていると思うからこうしよう】
という現実と思いやりを合わせられる高度な発想が発達するそうです。
チーム、ペアで競技をしている選手。
幼少期に関わったご両親含め周囲の大人、友達に改めて感謝ですね^_^
幼少期に得た経験や記憶が
チームワークに影響するんです。
幼少期のことは変えられませんが
そのことをどう捉えてどう活かすかは
これからでもできます。
私からおすすめさせていただきたいのが
・幼少期に好きだったこと、得意だったこと、どんな子だったかを思い出したり
幼少期を知っている大人に聞いてみて自分探し。
・チーム、ペアの仲間と色んな時間を過ごす。
・仲間とペアストレッチやマッサージのし合いっこ。
すでに練習、試合前後でペアストレッチなどをしている方が多いかと思うのですが
足の裏や手のマッサージを皮膚と皮膚ですることもおすすめします。
ポイントゲットした時のタッチも
あうんの呼吸の構築に良いと思います。
皮膚は、基本的には外界からの悪い物を体内に入れないための鎧のような役割。
体内は弱アルカリ、皮膚は弱酸性のpHを保って境界をつくっています。
これをホリスティックに捉えると
皮膚は自分と相手との境界線にもなっていると考えられます。
じんましんやアレルギー性皮膚炎は
人間関係における境界線の問題の場合もあるそうです。
これを逆手にとって、
より強固なチームワーク、あうんの呼吸を実現するために仲間の境界線(皮膚)を理解する。
女子選手だったらお気に入りのクリームなどでマッサージとか、気分上がりますよね!
男子選手は…
照れくさかったら、ハイタッチなどの回数を増やしてみてください笑
新たなあなたのために!
最後までお読みくださり
ありがとうございます!!
SPORTSマガジンライター
● 伊藤 直哉
『GROW Total Conditioning』代表
鍼灸マッサージ師×日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー×JARTA認定スポーツトレーナー
https://pomu.me/it.naoya/
○ 相良 郁実
『Training Support Lab』運営
柔道整復師×JARTA認定スポーツトレーナー
https://pomu.me/ikumi.sagara/
★ 村田 亜希子
健康運動指導士×JARTA認定スポーツトレーナー×アロマセラピスト×ときどきスピリチュアル
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