RASCAL CLAN解散発表によせた感情の備忘録
2024年6月21日に、RASCAL CLANが8月4日をもって解散することが発表されました。
https://rascalclan.com/feed/4620463
ここ数日のお知らせやメンバーの雰囲気からなんとなく想像はできており、心の準備をしていたつもりではありましたが、それでも非常に心を搔き乱されたことは疑いようのない事実でした。
無論、様々な感情が噴き出てきたわけで、それらを言語化すれば支離滅裂という言葉がぴったりなものだと自覚しています。さらに、自分本位でおおよそメンバーや他のオタクのことなんて考えていないようなものばかりです。
そんな今の感情を素直に書き留めておき、8月4日のライブ後にここに書かれたことを眺めながら、解散発表のあった日を振り返れるようにすることがこのnoteの目的です。
なら公開すんなよと言われそうですが、今の自分にとっては思ったことを開くということが大事だと思っています。自分の中でだけ閉じ込めておくことに耐えられるかどうか、正直自信がありません。誰も読まないようなものかもしれませんが、公開されているという事実が欲しいのです。内容への同意や共感はまったく求めません。完全に自己満足のための公開です。
・8月4日で解散することが発表された際、真っ先に感じたことは「案外そんなもんか」ということでした。まわりのオタクさんたちも、落涙する人こそあれ、大人な反応が多かったような気がします。特典会も、ライブを挟んだ後だったこともあり、割かし明るい雰囲気だったように感じていました(にとりさんの前で泣いてたんですが、「なんか泣いてんの自分だけじゃね!?」となってました)。もちろん、オタクのみなさんが内側でどう思っているのかはわからないのでなんとも言えませんが、もっと抗いません?わかっています、どうにもならないことがあることも。それでも、絶対にあるだろう解散しないでほしいという気持ち、これを変に覆い隠して前向きに捉えるだけでいいのでしょうか。自分はこの解散してほしくないという気持ちに最後まで寄り添って、そしてこだわって残りの時間を過ごしていくつもりです。
・それにしても発表が6月21日で、3周年までちょうどあと4か月というタイミングでもあり、そこを最後に解散するのかと考えていたわけですが、単なる希望的観測でした。しかし、それにしても解散までが早い。もっと後ろのタイミングにする話も出てたようですが、不安を抱えてやるぐらいなら早く解散した方がいいとの判断があったとのことです。それでも8月4日を1か月半と決めたことで、その短い時間を最後まで全力で過ごすことで最大限輝くことができる、ということなのでしょう。もう少しだけ時間が欲しい、というのが切実な思いです。
・最初に話をし始めたのがにとりさんだったわけですが、その言葉を聞いたとき、にとりさんが自分でも言っていたように非常に冷たいし、早めの解散を提案したと聞いたときには、怒りさえ感じました。そんなこと言う人だったんだ、というやつです。もちろん、そのあとのメンバーの話とあわせて、にとりさんがグループを思って切り出したことで、本人だって納得していないし苦しいことだったのだろうと理解しました。こうなると湧いてくる感情は、大好きなにとりさんになんてことを思ってしまったんだという後悔です。好きな推しさえ信じられなくなる、そんな自分自身への嫌悪。
また、ノアさんがラスクラでない私に価値を感じない人がいるかもといった話をしていました。にとりさんがまだアイドルやりたいといった時に、その話が頭をよぎり、一瞬、RASCAL CLANでないにとりさんのことを自分は好きでいられるのかと疑問に思ってしまいました。自分は本当ににとりさんのことが好きで、それはガチ恋(Twitterで口だけのガチ恋的な話が話題になっていましたが、それで言うと口だけなのかもしれませんね)と称されるようなものだと認識しています。それにも関わらず、こうした疑問を抱いてしまったこと、胸を張ってはいと答えることができないこと、なによりもこれらの事実がショックで、押しつぶされるような思いでいました。自分は所詮その程度のオタクだったのでしょう。
・自分のことが本当に嫌いで、何も持っていない人間だと常に思っているのですが、そんな僕でもライブハウスにいって好きな音楽を浴び、全力で声を出したり踊ったり、時にサーフしたりしているときには、ちょっとだけ自分のことを肯定してあげることができる気がします。そんなことに初めて気づかせてくれたのが、RASCAL CLANでした。そのRASCAL CLANが解散するという事実、耐えられるわけがありません。打ちひしがれています。いろんな現場を出入りしている自分が言うことではないかもしれませんが、安心して帰ってこれる場所がRASCAL CLANなんです。その拠り所がなくなってしまう、この痛みは計り知れないものがあります。今後、どうやって生きていったらいいのでしょうか。僕から拠り所を奪わないでください。そんなことを思ってしまう自分、身勝手もいいところですね。
・発表された際も、こうして感情を書きなぐっている今も、そしてこれからも。おそらく自分は一オタクとして解散を受け入れることはできないし、受け入れるつもりもありません。安田武ではありませんが、いつまでもいつまでもこの体験に固執します。この気持ちは他人と分かり合えるとも思っていませんし、分かり合う気もありません。そんなことしたって、8月4日に解散するという事実が覆ることがないのは重々承知しているし、ただただ自分が辛くなるだけなことも理解しています。それでも、頭で解散するということがわかっていたって、感情が理解することを拒否しているわけです。無論、心のどこかではわかっているはずですが、それ以上に悲嘆、困惑、怒り、不安など、様々な感情が入り混じって心に沈殿し、ヘドロと化して覆っている、というのが現状です。このヘドロとともに生きていきます。それはともかく、にとりさんに納得していないことを伝えた際に、納得してもらう気はない(的なニュアンスだったはず)と言ってもらえたのだけはだいぶ救いでした。今の自分の感情を肯定してくれているような気分です。
重複も多いし、よくわからないことばっかですが書いて多少満足したのでこの辺で辞めます。8月4日のライブ後に笑いながらこのnote読めたらいいな。