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ARIAベネチアツアー2024の思い出 Day3

ARIAベネチアツアー2024の思い出 Day1&2 の続き
写真を厳選しても、どうしても多くなるので、1日のスケジュールも相まって記事の物量も大きくなってしまうけど、そこは愛嬌ということで。

2024/02/20 (火) 3日目

起床&朝食

朝はシャワーを浴びたい派の人間なので、早く起きてシャワーを浴び朝食会場へ。
さすがイタリア。
朝食のバイキングで、生ハムやチーズは3種くらい用意してて名産なだけある。個人的には、カリカリのベーコンとヨーグルトが好みだった。

朝食

ベネチア本島

既にヴェネト州にいるので、陸伝いでベネチア本島に向かうことはできるが、ARIA大好きな人発案のツアーということもあり、一度ヴェネツィア・テッセラ空港に戻り、そこから船でベネチア本島に向かうことに。

ヴェネツィア・テッセラ空港の船乗り場
船の外を眺める社長s

このルートはARIAの水無灯里がマンホーム(地球)からアクア(火星)のネオ・ヴェネツィアへ上陸した流れを再現&体験してもらいたいという願いから行われた。

ベネチアは水の都なだけに、陸路で行くとイメージと違うとか何か違うと感じたかもしれないので、水路で行く発案はとても素晴らしい内容だと思った。こういうこだわりとても良いよね。
船で遠くに徐々に見えてくる鐘楼やサンマルコ広場、ベネチアならではの風景が見えるのは、それだけでもベネチアに来たという実感が沸くし、テンションも段々上がっていくので、ツアーに限らずベネチアへ行く際は船で行くことをお薦め!

ベネチアの船着場

ベネチアに船で着いた後、ツアー中のあらゆる集合場所となるサンマルコ広場までガイドの音声案内聞きながら移動した。
その道中に撮った写真たちを載せておく。

どこの国でもある怪しい露店
水路
ため息橋
サンマルコ広場の有翼の獅子
ゴンドラたち
鐘楼

市内ランチ (オプショナルツアー)

サンマルコ広場について、集合場所の確認が終わり、ここからはオプショナルツアーや自由行動となった。
そしてお昼時なので、ランチも必要に応じて各々で摂ることになる。
自分は、勝手がわからないから困るだろうなと思って申し込んでいた市内ランチのオプショナルツアーに参加した。

オプショナルツアーメンバーでランチのお店のTAVERNA dei DOGIまで移動。
検索したら食べログにすら登録されてるし、日本語メニューも完備とネットにはあるので、日本人が食事しやすいレストランのようだ。

食事メニューはツアー側で決められていて、ドリンクだけは各々が注文して支払うスタイルだった。
料理は、イカ墨パスタ、サラダ、魚介のフリット、フルーツのアイスクリーム乗せの4品

イカ墨パスタ
サラダ
魚介のフリット
フルーツのアイスクリーム乗せ

魚介系は好きというほどでもないから、普段そこまで好んで食べないのだけど、この料理は美味しく、今回のツアーで食事が馴染むか心配してたので杞憂そうで良かった。

食べ終わった人からドリンク代だけ清算して、次のプログラムまで自由行動だったので、お腹も減っててサクッと食べ終わったので、自由行動をすることに。

他のチームの方と話ながら、サンマルコ広場からレストランまでの間にあった本屋が気になってたので、一緒にその本屋へ向かった。
一緒に行ったその方はベネチアの地図を買っていた。

ベネチアはGPSも上手く入らず自分の位置がずれやすいので、Google Map等で見ていても正しく表示されてるかわからず、道を間違うこともあるので、紙の地図を元に移動経路を把握した方が迷うこともないのでオススメとかTwitterでベネチア経験者かガイドの人かが語っていた

本屋のショーウィンドウにあった本…見覚えのあるような人物が…

次のプログラムで、再び船に乗って移動するため、チームで船着場まで移動。その道中も写真を撮ったりして、シャッター押す指が止まらなかった。
3日で1000枚以上は撮っていたと思う…。

2人で船?ゴンドラ?を漕いでいるだけで絵になる

ブラーノ島・ムラーノ島 (ARIA聖地プログラム④)

カラフルな壁で映えまくり&伝統のレース編みが有名なブラーノ島にまずは向かった。

ブラーノ島上陸直後くらい

島民はどこか牧歌的な感じで海辺で座りながら談笑してる人をよく見かけたし、洗濯物が普通に干されてて生活感を感じやすいと思った。
現地の人らからすると、観光地化されてじろじろ見られたり写真撮られたりでいい気はしないんだろうな。

生活感ある風景

中央の通り沿いは観光客向けに色々店が出ていて、観光客がわらわら島に来るのはいい気分じゃないのだろうなぁとか楽しみつつも脳裏で現地の人の心情を勝手に妄想してた。

お店とか集まる大きいストリート
この島の特徴でもあるカラフルな家々

ガイドの人の説明を聞きつつ島をある程度周り、自由時間になり、とにかく現地でコミュニケーション取って品物を買うということに慣れておきたかったのもあって目の前にあったジェラートをとりあえず食べる。
After Eightという名称で筆記体で書いてあってどうみてもチョコミントぽかったので、「After…」ってEightが読めず言い淀んでたら「chocolate mint, Si」みたいなこと言われてチョコレートミントで通じるんかい!って思った。
用意してもらってる時に店員から「Where are you from?」「I'm from Japan」「Giappone(ジャポーネ)」「yeah Giappone」とか簡単なやりとりして英語とイタリア語混じりまくって面白かった。

After Eight(チョコミント)のジェラート

チョコミントはやっぱ美味いね。あったら迷わず選んでしまう。

自由時間はそこそこあったけど、ブラーノ島は買い物より見るところって感じなので、時間の限りうろうろして写真撮ってた。

集合時間になり次はガラスで有名なムラーノ島へ

ムラーノ島上陸したあたりのスペース

再びまずはガイドを聞きつつ集団でサンティ・マリア・エ・ドナート教会 (Duomo Basilica dei Santi Maria e Donato)まで移動。

サンティ・マリア・エ・ドナート教会
(Duomo Basilica dei Santi Maria e Donato)

からの自由行動時間となり、みんな聖地巡礼に勤しんだり、ガラス工芸品を買いに行ったりした。
ブラーノ島ほどの自由時間もなく、ガラスのお店たちは集合場所から遠いところにしかないので、お店に入って良さそうなものを探して買って…ってなると本当に時間がなかった。

いくつかお店のショーウィンドウ眺めて値段見たりどういうものをガラス細工を扱っているか見て良さそうなところを探して彷徨い、良さそうな店はあったけど、今回は割れずに持ち帰るための梱包材等の準備もしていなかったので、また次来た時の機会にでも買おうかなぐらい思った。

1個1個手作りで個体差があるのがまた良かった。
青い瞳の猫のガラス細工は小さめで、これなら割らず持ち帰れそうだったから、買っても良かったなーとは今にして思う。
これで€10とかしたと思うから、小さくてもいいお値段するので、ヴェネツィアングラスとか買うなら札束握りしめるかクレカで払うしかないな。
次行くときはヴェネツィアングラスとガラスの置物は買いたいな。

青い瞳の猫のガラスの置物

短めの自由時間も終わり、チームのみんないつも時間前集合出来てたけど、さすがにこの時だけは、厳しかったか集合時間やや過ぎて全員集まり終えてた。
他のツアー参加者も口々に時間足らなかったと言ってたし、人によっては別日の自由時間を利用して買いに行ったという話もあったりで、時間はもう少し欲しかったな。

ここからベネチア本島に戻り、本島のそれぞれが泊まるホテルへ移動となる。

本島に戻ったころには、日が沈みかけてていいぐらい時間だった。

本島に戻ったぐらいの時間の夕日

自分は本島での最初の宿泊はホテルダニエリ (HOTEL DANIELI, VENICE)。

ホテルダニエリの入り口の看板

1泊15万円〜100万円とかなりのラグジュアリーな高級ホテルで、なんか分不相応なんじゃないかという感じさえある。
廊下はちょっとホラー映画ぽさ感じるのは自分だけだろうか。

ホテルダニエリの廊下

ここのホテルの部屋はドアノブがなくて開け方がなかなかどうして独特すぎて、最初開け方わからず、開けれた人に教えてもらって理解したが、他にもスタッフ呼んで開けてもらった人とかもいて、難易度高かった。

本当はホテルルーム内の写真もちゃんと撮りたかったし、撮っておけば良かったと思ってるんだけど、2つの島を練り歩いて疲れてたのと夕日がちょうど良いので鐘楼から夕焼け撮りたくて、急いでたので部屋に入るなりさっさと荷物置いてベッドメイクとか崩しちゃって綺麗な状態で撮れなくしてしまった。

そんなわけで、夕日を撮るために鐘楼へ登るべくカメラと最小限に荷物に切り替えて鐘楼へ向かった。

ツアーメンバーで同じ目的の人が何人も居て、エレベーター待ちや鐘楼内で遭遇したりした。ちなみに鐘楼登るのに大人1人€10かかった。

黄昏時のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂方面
黄昏時のサンマルコ広場方面

鐘楼に登った時には、既に日が見えなくなってて夕日の姿は見えなかったけど、日が沈んでから暗くなるまでの独特のイタリアの黄昏時ならではの風景が広がってた。グラデーションが綺麗で、ずっと見惚れてた。

黄昏時のサンマルコ広場方面
黄昏時が残っている夜景のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
黄昏時が残っている夜景のサンマルコ広場

夜には鐘楼も営業終了となるので、このあと降りたが、朝昼夕夜と見える風景がどれも素敵すぎて全部の時間帯で入り浸りたいくらいだ。実際には、この時の夕夜と後日昼に登った2回だけだが。夕焼けも逃してるので、また行く機会あれば登りたい。

夕飯は各自で取る必要があり、人によってはオプショナルツアーでホテルダニエリのディナーを食べることもあるが、自分はディナーの先着申し込みに出遅れたので、適当に何か買って食べる必要があった。
たまたま鐘楼登った時に遭遇したツアーの他チームのメンバーの方に食事誘われたので、じゃあそれに乗っかろうと思って、集合場所と時間だけ決めて一度ホテルに戻った。集合時間まで時間があったので、ホテルダニエリの中や夜のサンマルコ広場付近を写真で撮りつつ時間を過ごした。

ホテルダニエリの1階の共有スペース?
ホテルダニエリの吹き抜けを1階から見た時
夜のサンマルコ広場
夜のゴンドラたち

夕食&就寝

集合時間ちょい過ぎくらいに合流し、合計6人ほどでお店を探しながら移動開始した。途中リアルト橋を通ったりもして、撮影しながらお店探しという感じだった。道中、スーパーにも寄って必要な物資を購入。21時には閉まるので、食事してからだと間に合わないので荷物になるけど、これは仕方ないね。
自分はこの時モンスターエナジーを日本で売ってないやつ1本買った気がする。

リアルト橋からの運河の眺め

色々彷徨い歩いてたどり着いたのが、Ristorante San Silvestro
今調べて知ったけど、評価がかなり高く人気のレストランとあるけど、確かに味も良く値段も相応する上質な店だった。
この時は、テラス席が空いてたので、2人用のテーブルをつなげて席を作ってもらってた。

ここで注文したのは、
・ホタテグラタン × 2
・パルマハムとブッラータ
・カプレーゼ
・イカ墨のタリアテッレ
・牛肉のリガトーニ
あとプロセッコと炭酸水

ホタテグラタン
パルマハムとブッラータ
カプレーゼ
イカ墨のタリアテッレ
牛肉のリガトーニ

夜かつ店の外なので、照明も薄暗い感じなため、写真はあまり鮮明じゃないけど、雰囲気こんな感じ程度に見てもらえればという具合。

ランチでイカ墨パスタを食べたけど、他の人の大半は食べてないこともあり、ヴェネツィア来たなら1度は食べておきたいってことで注文。

店によって食事の出てくる量が読めず、事前情報ではイタリアは1人前のボリュームがかなり多いと聞いていたのもあって、パスタ系は1皿ずつ頼んでシェアすることにした。ただ、実際注文の品が来てみると1人前はかなり控えめだった。
パスタだけ店員が取り分けをやってくれたけど、これを6人に取り分けてくれたのは、少し申し訳ない気持ちにもなった。

イタリアでは、食べ物のシェアはマナー悪い行為だから、良くない行為だけど、お店の人が観光客慣れしているせいか、シェアを快くやってくれたので、こちらとしても抵抗少なくお願いできた。

ハムもトマトもチーズも新鮮で、癖がなくて美味しく食べれたし、イカ墨パスタはランチの時よりも黒々としてより濃厚で塩っけが強いけども、パンチのある味で美味しいし、リガトーニも美味しかった。

ざっくり平均で1品€20くらいのお店だったので、量も考えると結構高級店だったかもしれない。チップ込みで€240くらいにしただろうか。旅行故に財布の紐もゆるゆるだったので、まぁそれぐらいいいかーとみんなでなってた。

最後にサービスで全員にレモンチェッロが振舞われた。

レモンチェッロ

下戸な自分は食事中は、炭酸水を飲んでたけど、せっかく振舞われたなら好意を無碍にはできないなと思って戴いた。
レモンチェッロ飲んだら、喉が焼けるかと思ったわ。レモンの酸味とさわやかさあるものの、結構度数高いし、プロセッコ飲んでたら確実にダウンしてたね。この一杯だけだったから、美味しく飲みきれたと思うわ。

イタリア店員は気さくで人当たりが良いので、接客が心地よかった。

食事が終わり2件目行く人と明日に備えてホテルに戻る人と別れてこの日は就寝した。


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