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オタクに多い!?自己愛性パーソナリティ障害について②


前回の記事の続きです。

行きつけのサイトのひとつZ-fileでこんなの見つけたのですが、

趣味の集まりで知り合ったEちゃんが結構きつい。
問題行動起こしたり誰かを攻撃したりするんじゃないんだけど、なぜか自分がものすごく可愛いと固く信じている。

このEっていう人、たぶん自己愛性パーソナリティ障害(NPD)ですよね。

Eさんは自分の容姿に固執するという性質上、
自慢話と現実との乖離を、誰もが目視で確認することができます。
盲人でもない限り騙される人はおらず、単に滑稽なだけで無害なタイプのようです。

彼女と親しくしているという高齢の男性たちは視力に問題があるのか何かわかりませんが、だまされて貢がされているとかでない限り、べつによいのではないでしょうか。

しかし男性のNPDだととくに、自分の過去の業績や仕事の手柄話をものすごく盛って、いかにも本当のように話してきたりします。
こういったことは容姿と違い、事実かどうかすぐに確認することができません。
本人に嘘をついている意識はなく、彼らは自分でも「俺は天才だ」くらいに思っています。

ただ、一つの事について過大な自己評価をしている人というのは他のことについても事実を盛りがちなのか
私の知っていたNPDの男性は、仕事関係の自慢の他に、実年齢より若く見られるという自慢も並行してやっていました。
よく説教ついでに
「ぜんぜんそう見えないだろうけど、俺はきみよりずっと年上なんだから」とドヤ顔してましたが、もう意味がわからないですよね。
「いや、そう見えないも何も、あなたが年上であることは一目見た瞬間から存じてますが、それが何か!?」って感じですよ。

なので、容姿に関して異様に自信過剰な人がいたら、他の業績話に関しても疑ってみた方がいいですね。


上記の書き込みに

と、いう話を漫画編集者の友人にしてみたら、「オタクにはよくいるタイプ。量産型ですらある。」そうだ。
そうなの…?でもなんかあの手のタイプには何も言えなくなる。
なぜなんだろうー
勘違いさんに(揉めない程度に)真実を言った事ある人っている??

と書いてありますが
私の場合、その男性がサークルのリーダーであり指導的な立場にあったことから、指摘やツッコミを入れることはできませんでした。

相手との間に何の上下関係もなく、小柄な女性で怖くもなくて、怒らせても差し支えない立場なら
自惚れ甚だしい言葉に大笑いしてしまうことは、私はあります。

そこで、どうして笑われたかということを薄々察知して、恥じらったり距離をとってきたりするのであれば普通の人です。
NPDはそんなことでは動じません。
「フツーに喋ってただけなのに唐突に爆笑する不思議ちゃん」と、むしろこちらが変な人扱いです。

NPDは年齢とともに改善することはないそうで、
「私は昔から色白で可愛い可愛いと褒められてねぇ、もう80だけどいまだに60歳と間違われるし年下の男の人からモテてモテて困ってしまって♡」なんて語るお婆さんも実際います。

あからさまに攻撃的に「バカじゃないの!鏡見たことないの?」なんて言うと相手も意固地になってしまうでしょうが
そこまでしなければ、ちょっとくらい笑ったりからかったりしても彼らは平気ですから
言っていることの全部を受け止める必要もなく、素直に自分らしい反応を返してもいいのではないでしょうか。

一発で事実を認めさせることは不可能ですし、心の専門家でも改善にはものすごい根気が要ると思います。

もし、迷惑な形で絡まれてしまったらどうするか?
前述のお婆さんは、近所でちょっとした有名人なのですが
あるとき70代の男性を一方的に好きになって勝手に両想いと思い込んでしまい、しつこくされて困った男性は
「自分はダメな男で、あなたのような素晴らしい女性にはふさわしくない」
というていの主張をひたすら繰り返して逃げ切ったそうですよ。ご参考までに!


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