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あーばいんの「この馬来るんじゃなかろうか」:2022年アルゼンチン共和国杯編

今週はG1お休み、貴重な中距離重賞であるアルゼンチン共和国杯と、チャンピオンズCへ向けたトライアルレースであるみやこSが行われますが、去年に引き続きアルゼンチン共和国杯を予想していこうと思います。
まあ今週は東京競馬場で観戦するから、というのがメインの理由なんですが、このくらいの距離の重賞、好きなんですね。

まずは予想印から。
◎ハーツイストワール
○テーオーロイヤル
▲ブレークアップ
△ユーキャンスマイル
△ダンディズム
△ヒートオンビート
△ボスジラ

この時期のオープンでのこのくらいの距離のレース(2500に限らず2400とかもっと長い3000とか)ってほとんど数がないので、ここに出てくる馬は「他に出す場所が無いのでここで勝負する」というスタンスの馬が多いだろうなと。そうなるとフラッとやって来たような馬が勝つのはちょっと難しくて、中長距離重賞戦線(とくに2400前後かそれ以上)で好走してきた馬か、下位条件戦でも長いところを勝ってきた馬が好走するんじゃないかなと。
というところで本命に推すのがハーツイストワールです。たまに取りこぼすものの基本的には2000m以上のレースを善戦、しかも東京2400では3-1-0-1という好成績は中々魅力的です。55kgというそんなに重くないハンデも好条件かなと、今年2月の早春S(東京2400m)では56kgを背負って33.5という早い上がりタイムをマークしてますし。
唯一の不安材料はかなりの外枠だということ。2400ほど外枠不利ではないとは思うんですが、どうだろうなぁ…。
対抗はテーオーロイヤル。春天で3着に入りましたが、その前はダイヤモンドSまで2400m以上のレースを3連勝しています。オールカマーは5着と微妙な感じで終わりましたが、距離が伸びるのはむしろこの馬にとってプラスなんじゃないかなと。斤量が57.5kgと重いのはちょっと気がかりですが…。
単穴はちょっと迷ったんですがブレークアップを選びました。近走2走がいずれも東京2400で入着、なおかついずれも34秒台の上がりで決着しています。そこからさらに斤量が軽くなっているので、ここは一発が有り得そうだなぁ、と思った次第。

連下にはダンディズム、ボスジラ、ユーキャンスマイル、ヒートオンビートをチョイス。
ダンディズムはブレークアップと単穴を迷った相手です。前々走は阪神2400を勝ってるんですが、前走目黒記念で7着というのがなー、と。ただ上がり時計自体は早いので、馬券圏内くらいはありえそう。
ボスジラは近走3走好成績、3走前は東京2400のリステッドで最速の上がりを出して3位に入っています。ただなー、大外なんだよなー。あと過去の戦績を見ると夏頃強くてその後さっぱりというのを繰り返してるんだよなー。
ユーキャンスマイルは、新潟記念までは「むしろ3000とかの方が走るんじゃないのこの馬」と思ってたんですが、その新潟記念で2着。あの時と同じような競馬が出来るかどうかはわからんのですが、一応押さえておいてもいいかな、と。
ヒートオンビートは2400近辺のレースを好走し続けておりまして、今回の57kgという斤量も七夕賞(2着でした)で経験済みなので問題はなさそう。近走の上がりも春天を除いて34秒台と悪くない感じですし。

で、人気所の中ではキラーアビリティを切りました。
確かにホープフルS勝ち馬ではあるんですが、その後の成績は中々にうーんという感じ。ダービーの時も最後の直線で後ろの方から追い込むかー!? 追い込めなかったー! という感じでしたし。過去に3歳馬がダービー好走から出てきて勝ったというケースもあるにはあるんですが、今回に関してはダメかなぁ、と思います。

今回の買い目はこちら。

現地で「よーし!」と言えるか「うそぉー!?」となるか。キラーアビリティが万が一来たら後者だろうなぁ。

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