あーばいんの「この馬来るんじゃなかろうか」：2023年日経新春杯編

今年のG2始めとなる日経新春杯がやって参りました。この時期のG2ってのは一線級が出てこないので、メンバー的にちょっと見劣りするのは致し方ないところですね、はい。

まずは予想印から。
◎ヴェローナシチー
○ヤマニンゼスト
▲プラダリア
△ヴェルトライゼンデ
△ロバートソンキー
△プリマヴィスタ
△ダンディズム

有力っぽい馬が大体差し追い込みな感じの馬ばかりなんですよね。ただこの時期の中京だとまだ先行の方が強い気もする。それじゃいっそアフリカンゴールド本命にしたろか、と思ったんですが、流石にそれは冒険が過ぎるということで連下に留めます。
で、差し追い込み勢の中で一番有力そうかなーと思ってチョイスしたのがヴェローナシチー。格上挑戦ではあるんですが、京都新聞杯・白百合Sと好走しており、なおかつ中京で開催された白百合Sでは34.4と中々良いタイムを出しています。番手くらいの人気になった時の川田騎手は強いというのもありますし、54kgという軽いハンデであれば、これまではギリギリ先頭を捉えきれなかったのが捉えて1着、は十分有ると思います。
対抗はヤマニンゼスト。神戸新聞杯(と友人からの推薦)を手がかりに選んでみました。後方から一気に上がってきて34.5で2着というのは中々強そう。軽いハンデも魅力的です。
単穴はプラダリア。同距離である青葉賞勝ち馬です。青葉賞の後は今一ピリッとしないレースが続いてますが、松山騎手に乗り変わったことで変化が有ればあるいは、と。

連下はヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー、プリマヴィスタ、ダンディズムをチョイス。
ヴェルトライゼンデは実績でいうとトップでしょう。ジャパンカップも最後の直線でもうワンテンポ早く前に持ち出せていれば勝っていた可能性は有ります。ただ斤量が59kgというのがネックなので上位の印は打ちづらいなぁ、という感じ。
ロバートソンキーは前走・前々走いずれも2200m戦で上がり最速というのはちょっと魅力。レース内容も結構良かったと思います。今回と同じ57kgかつ休み明けだった日本海Sで勝ってるというのは好材料です。
プリマヴィスタは同じ中京の三方ヶ原Sでのレコード勝ちが印象的です。あの時もオレンジペコがパァンと逃げてハイペースになったのが垂れたのを上手く捕まえて、というパターンだったので、逃げたがる馬が多そうな今回もあるいは。
ダンディズムは軽ハンデを生かした一発狙いです。御堂筋Sでみせた追い込みっぷりが今回も発揮されるなら、と。こういう一発が有る馬が来るからこの時期のハンデ戦は怖いんですよね。

切った馬の説明もしておくと、
・サンレイポケット：近走の成績が微妙なところにハンデ58kgは厳しいのではないか。上がり最速をマークした鳴尾記念(3着)も、他の馬も同様に上がりが早かったのであまり材料視はできなさそう。
・イクスプロージョン：近走いずれも上がり34秒台というのは魅力だが、それぞれのレースを見るとこの馬だけ早かったというわけでもない。ハンデも重くなる今回は厳しそう。
・ハヤヤッコ：馬場が渋ればチャンスは有りそう(函館記念もそうだし、日経賞も5着とはいえパフォーマンスは良かった)なんだけど、多分良馬場なんだよなぁ。
・アフリカンゴールド：単騎で逃げられれば、去年の京都記念の再現が見えてくるんですが、今回彼以上に逃げたがるキングオブドラゴンがいるんですよね。共倒れになるんじゃないかなぁ。
という感じ。この辺、最初は連下に入れていたんですが、絞り込もうとして色々見て来るとまぁアラが見えてくるなぁ…と。
ただこの時期のレースは、上でも書いた通り多少アラが有っても一発が決まれば勝てちゃうし、馬券圏内なら尚更なので、もしかすると…ということは有るかもしれません。言い出したらきりが無いので私は買いませんけど。

これらを踏まえての買い目はこちら。

今回も複勝で様子を見ようかなと。パーフェクトで取れるのを期待したい所なんですが、どうなりますかねぇ。