フジロック予習その18 ~Men I Trust~
カナダのインディー・シーンは何故ここまで緩さと心地よさを同調させた人達が多いのだろうか。
マック・デマルコにしろHomeshakes、そしてMen I Trustも。
(彼女達はカナダ・モントリオール出身)
なんだろ、カナダの風土が音楽も緩くさせるのか、それとも隣国アメリカに迎合しないスタンスなのか、とにもかくにも独自性がある。
Men I Trustもまた、力の抜けた、DIYな雰囲気漂うバンドではあるが、ボーカルのエマのややハスキーでトーン低い歌い方が良い。
もう現代社会の自身の活動を止めてしまいそうな、良い意味で気が抜ける。そんな部屋でダラッと過ごしたくなる心地よさ。
インディーっていう接尾語も何だか使い勝手よく言われる事もあるが、彼女達の音楽はインディーロックやインディーポップとして括りたくないものがある。
チルでローファイで、シンセポップでロウ・ダンスであり。
Men I TrustのPV、どれも歌詞乗ってて一昔前のカラオケみたい。彼女達もKaraoke好きなのかな。これ見てライブでも一緒に歌えそうだ。(そんなシンガロンするようなバンドではないが)