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フジロック予習その16 ~Elephant Gym~

日本だけでなくアメリカなどワールドツアーも行っている、今や台湾を代表する3ピースマスロックバンド。

彼ら自身もtoeの憧れてるのを公言している通り、エモーショナルで繊細なサウンド。
この2年くらいで日本でライブやフェスも何度か出演し、今年の日本でのワンマンもソールドアウトと、すっかり日本でもお馴染みになりつつある。

MC可愛すぎ。こりゃ日本でも人気になるの間違いないわ。

その可愛さから想像もしない程に、ベースがバカテク。
ライトハンド演奏の軽やかさ。多少、プリアンプ咬まして音を増幅させているとはいえ、ここまで綺麗にメロディアスなライトハンド演奏するとは。
彼女のライトハンド演奏のメロディアスなベースラインが3ピースというのを感じさせないくらいに十二分に補っている。


そして何より、ライトハンド演奏しながら歌う人なんてあんま見たことないし(笑)

妹のKT Changのベースが動とすると、兄のTell Changのギターはそれを裏支えするように一定のリフをキープしたり、妹に呼応するようにメロ弾いてきたり。お互いの主張が強くなりすぎず、でも出る時は押さえ込まず対峙しあう、良いバランス。
流石、兄弟と言わんばかりで。

そして彼らの曲は時には軽やかなポップさもあり、それが色んな人達を虜にしている要因でもある。

この近年のアジアでのバンドが次々と欧米などで評価を得ているのを見てると、アジアの中でのジャンルが定着化していると感じる。既にワールドスタンダードとして見られてる部分もあって、これからもアジアからこういうバンド沢山出てくるなぁと期待せずにはいられなくなる~。

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