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フジロック予習その5 ~Neal Francis~

アラン・トゥーサンばりの優しく渋みのある大人な楽曲に、新たなニューオリンズの風が吹いてきた。

シカゴ出身のNeal Francisは、いくつものサイドミュージシャンとして活動しながら、若くしてドラッグや酒の依存症に陥った時期もあったとのこと。

30歳にして、色々な人生歩んだ人とは思えない端正な顔立ちで。もう日本でもキャーキャー言われそうじゃないですか。

そんな紆余曲折な彼の人生が楽曲にも色濃く反映されたデビュー作「Changes」は、ビターでブギーでメロウファンクな南部の風。

彼のソフトサイケで60s~70s宜しくなソウルフルな曲を聞いてると、ダイアン・バーチやトミゲレのサポートもやってたBing Ji Lingのソロ作を思い出したな。彼はサーフ系だけど、ソロ作の「Por cada Nube」は全体に大人の落ち着きを感じる優しいサウンドが印象的だった。(それと関係なく、そろそろダイアン・バーチ来日してくれないかなー)
デビュー作「Changes」にも同様の雰囲気が全体を包括している。

力入ってない感じで落ち着いてるなぁ。あんたホントに30歳か、年下か!?(笑)

ニューオリンズと強い繋がりのあるフジロックだからこそ、彼のライブはフジロックのお客さんにもすんなり受け入れてくれる事でしょう。
間違いなくヘブンだと思うけど、若手の彼の南部の匂いと共に、もう一組くらいニューオリンズからのバンド期待しています、スマッシュさん。

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