小田原に誕生したコワーキングスペース【ARUYO ODAWARA】
はじめまして。ARUYO ODAWARAです。ARUYOは、2022.9.30に小田原駅栄町にオープンしたコワーキングスペース&コミュニティ拠点です。本記事では施設のコンセプトやサービスについてご紹介しますので、「ARUYOの概要を知りたい」という方は、ぜひお読みいただければと思います。
【コワーキングスペースとは?】
個人事業者や起業家、在宅勤務の会社員など、異なる属性の人たちが同じ空間で仕事をしたり、会議をしたりする共同のワークスペースのことです。
ARUYOのコンセプト
「出会い」と「発見」を大切にするワークスペース
ARUYO ODAWARAは、ワークスペースとして、またコミュニティ拠点としてオープンしました。「働く」という型だけに閉じず、利用者間の出会いや交流が創発する環境をつくることで、自分に合ったワークスタイルを楽しむ場を作ります。
このコンセプトは、小田原のもつ「人生を楽しむ土壌としての可能性の広さ」に起因します。小田原には自然や文化・歴史・産業などの地域資源が豊富です。そして、このまちを拠点として活躍する事業者やローカルのプレーヤーがたくさん存在しています。個性あふれる地域資源を発見したり、異なる分野のプレーヤー同士が出会ったり、そこから新しいカルチャーやビジネスが生まれたりする。こうした循環を作ることで、小田原をフィールドに創造的なワークライフを送る人を増やしたいと考えています。
ARUYOのコンセプトを支えるミッション
また、ARUYO ODAWARAは、「まちのもつ様々な地域資源をつかって、事業や人生がドライブしていく現象」をローカルドリブンと名づけ、この概念を世の中に広げることをミッションとして掲げています。この理念を体現する拠点がARUYO ODAWARAです。
ローカルドリブンの発想そのものは新しい概念ではありません。しかし環境と資源の整った小田原だからこそ説得力を持って発信できる言葉であると考え、今後も提唱していきたいと考えます。(ローカルドリブンに関しては別途noteにて綴ります。)
心地よく、はたらき、つながり、やすむ場所。
ARUYO ODAWARAは、WORK / THINK / TALK / BREAKの4つのアクションを横断しながら時間を過ごせるよう作られています。
集中して作業する時間、深く潜り込んで考える時間、仲間と会話やブレストをする時間、そして、ふっとひと息ついて仕事を忘れる時間。4つすべての時間が大切であるとともに、各アクションを行き来することで、出会いや発見が生まれやすいコンディションが整うはず。そうARUYOは考えています。ぜひ自分の心地よいバランスでご利用ください。
これらの要素は施設内でも体感できます。詳しい施設の工夫や仕掛けについては、また次回の記事でお伝えします。空間内装が気になる方は、ぜひARUYO のHPを覗いてみてくださいね。
施設内概要と利用プラン
ARUYO ODAWARAは、コワーキングとしての機能にもこだわっています。現在の席数は30席ほど、共有スペース、半個室、会議室、カフェラウンジに分かれています。高速Wi-fiやコンセントに加え、延長コードや高機能ディスプレイなど、快適に仕事や打ち合わせを行うことのできる環境も揃います。
利用プランは、月額利用プラン(3種)とドロップイン利用プランを用意しています。あなたのワークスタイルに合わせてお選びください。(以下HPより抜粋)まずはドロップインでのお試し利用もぜひご検討いただければと思います。
ビジネス・コミュニティ支援体制
ARUYOは、新しいことに挑戦する方や小田原で働く方に向けて、コミュニティ活性・ビジネス支援体制も整えています。本記事ではオープン当初から始まっている2つの取り組みをご紹介。
①ビジネス相談窓口
コミュニティマネージャーによるビジネス相談窓口を設けています。相談内容に合わせて、地域資源をご紹介したり、相性の良いローカルプレーヤーとつなげたり。柔軟に対応いたします。ご相談のあるかたは、現地でぜひコミュニティマネージャーにお声がけください。またオンライン窓口もあります。HPより詳細をご確認いただければと思います。
②学びと交流のイベント
利用者間でのつながりやマッチングを図るためのイベントも企画しています。10月にスタートした「ARUYO SNACK」は、第一線で活躍する起業家やビジネスパーソンが”1日マスター(ママ)”としてLOUNGEに立ち、ビジネスにまつわるトークを繰り広げるクローズドイベント。他にも、小田原の森を活用した会員限定テントサウナ企画やビジネスマン向けの座禅体験など、今後も楽しい企画を開催しますので、お楽しみに。(SNSにて発信します)
最後に
「あるよ!」 「できるよ!」という言葉が広がるまちへ。
最後に、ARUYO という言葉に込めた思いを少しだけご紹介します。ARUYOは、小田原という地域の価値の表明であり、一人一人の未来の可能性への約束であり、この拠点で生み出したいコミュニケーションそのものです。
小田原には多様な地域資源が存在しますが、小田原の中に浸かっていると”ある”のが当たり前の世界になってしまい、なかなか魅力には気づきにくく、また地域外にも認識されづらい傾向があります。なのでまずは言葉で「〜があるよ!」とまっすぐ表現していくことが、他との出会いを呼び、面白い未来を引き寄せると考えています。
また、”人”に対しても同じことが言えます。0→1で何かを作れる人、特定のスキルを持つ人は多くありません。一方で、他人からの発言や、特定とのものとの出会いが、自分の中にある熱意や才能を発見するキッカケなったりします。「すでに可能性は胸の中にある。誰でも。」そんな約束の意がこもっています。
すでに自分の中にある可能性、すでに小田原にある地域資源。「未来のタネはすでにあるよ」と言い続けたい。この想いから、一番これから口にされる拠点名を”ARUYO ”と名付けました。そしてこの名前は、冒頭のローカルドリブン実現に向けた一つのアプローチでもあります。
名前の通り、人と人、人と地域のつながりを生み、お互いに可能性を引き出し合えるような文化へと繋げていきたいと思っています。
公式サイトやSNSにて情報発信します
ここまでお読みいただきありがとうございました!オープンしたてのARUYO ODAWARAですが、これから皆さまに楽しんでいただけるような場を作っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
また、利用情報は公式サイトに、今後のイベント情報はSNSにて発信しますのでぜひご確認ください。noteも定期発信予定です!
次回の記事テーマは「ARUYOの起業支援プログラム キックオフレポート」。お楽しみに。