真に価値ある情報をゲットするために…
令和元年皐月9日 毎日ARUYO通信第264回
真に価値ある情報をゲットするために…
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昨日のブログで、自分と全然違う、認識の世界を生きている友人が多ければ多いほど、人生は豊かになる。なぜなら、その友人を通して自分の認識の世界も広がっていくからだ。
そんなことを書きました。
その認識のギャップが大きければ大きいほど、価値も大きくて、友人関係だけでなく、おそらくビジネスでも同じなんでしょう。
ビジネスにおいては、認識だけではなくて、例えば、物理的な距離や、情報の有無、あるいは技術の有無などなど、あらゆるギャップに価値があり、そこに代価が発生していますよね。
物理的な距離ギャップを埋めた商売と言えば、代表的なものは商社がそうだと思います。(もちろん、今はそれだけではないですが)
情報のギャップを埋めた商売は、新聞や放送局、出版社といったメディアですね。
近年インターネットの発達によって、情報は以前よりも圧倒的に簡単に手に入るようになりました。無料のものも増えていますから、生きているだけで、膨大な量の情報に触れるようになりました。
しかし、真に価値ある情報が入りやすくなったかどうか?
というと、?なような気がします。
情報が手に入りやすくなったというのは事実ですが、価値ある情報まで手に入りやすくなったのか?
個人的には昔も今も変わってないように思うのです。
今も昔も本当に価値ある情報は、リアルな人と人との繋がりの中でしか流通していないのではないか?クローズドな関係の中に出回らないのではないか?そんなことを思うのです。
価値のある情報だからこそ、信頼できる人と共有したい。
そんな大切な情報だからこそ、その価値を理解してくれて、それをしっかり役立ってくれてる人に伝えたい。あるいはそれに対して真摯に答えてくれる人に伝えたい。
そう思うのが、人ってもんじゃないでしょうか。
逆に言うと、こんなに簡単に情報が入る今だからこそ、
以前よりも一層、そういう気持ちが強くなっているのではないか?とすら思うのです。
同時に、そんな価値ある情報の価値ってのは、高まっています。
では、そんな価値ある情報を手に入れるには、どうしたらいいのか?
信用残高をを積み上げてきたかどうか?
信用を預金してきたどうか?
これに尽きると思うのです。
当たり前すぎるかもしれませんが、そうだと思うのです。
しかし、この信用残高というのは一朝一夕に積み上がるものではありません。今日貯めようと思ったからといって、明日手に入るものではありません。
長い時間の中で、自分が行動して対価として貯まるものですから。
このように考えるのであれば、この信用残高を貯めるべく、地道に毎日ちゃんと生きるしかないのです。当たり前だし、超地味なのですが、それしかないと思います。
その地味な毎日の積み重ねが長い時間の中で、複利で効いてきて、気づいた時に、大きくなものになっている。
そんな長期的な視点で行動できる人こそが、大きなチャンスと対価を得る時代が生まれてきてるのではないか?
そんなことすら思うのです。
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以前よりも簡単に情報が手に入る時代になった。真に価値ある情報も同じように手に入りやすくなったのか?
それは、今も昔も変わっていない。
今も昔も、真に価値ある情報は、クローズドな関係の中にしか流通していない。
逆にいうと、こんな時代だからこそ、より一層その傾向は強まっている。
そんな情報を手に入れるために大切なこと。それは、信用を預金し続けること。信用残高を積み上げること。
超地味だが、これしかない。
毎日の積み上げが、複利で効いて大きな価値を生むのだ。