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無個性型忍者屋敷
我が家は無個性な家です。
ワタシ的には深く考えてそうしたつもりはないんだけれど、家ってみんなのものじゃないですか。
みんなが快適でいられるようにするには、何も主張しないこと。
みんなの使う場所はそこそこ清潔で、どこに何があるか全員が知っていて、必要ならすぐ取り出せて、必要以上のものがなくて…。
結婚して子どもを育てて子どもが大人になるまで、変わらずずっとそんな感じです。
ただワタシ、『住空間の用途』にすごくこだわりがあります。
子供部屋一つにしても、成長とともに用途って変わります。
子供部屋も寝室も、リビングもダイニングも、一度そこって決めたら動かしちゃいけない決まりなんて無いですよね。
その時その時の用途によってより使いやすくなるんだったら、どんどんみんな移動しちゃって良いと思うんです。
なので、超無個性なのに我が家は『忍者屋敷』と呼ばれています。
リフォームするとか、そんなことじゃないんです。
お金はかけません。
とにかく家具とモノと部屋の住人の『家庭内引っ越し』!
うちは、娘が美術をやっていて息子が音楽をやっているので、それらの道具や楽器の置き場所の確保など、一般家庭とはちょっと違うからかも知れませんが、モノをしまうのにすごく工夫が必要です。
それをしなければ、お金をかけて外にスペースを借りるしかない。
頭と体を使えばなんとかなるのに、それをしないでお金を使うのはもったいないと思うんです。
それをしないで、お金も使わないで、モノとホコリに埋もれてカラダや心を壊すのはもっともったいない。
『家庭内引っ越し』は大変だけれどメリットもあります。
引っ越しをするたびに押入れやクローゼットも必然的に大掃除。
だから埋もれて見つからない捜し物なんて全然ありません。
それと、空気が停滞することがない!人も住空間もモノも、風通しは大切です。
子供部屋やお爺ちゃんお婆ちゃんの部屋がそのまま残されていて、入るとタイムマシンで懐かしき日々に逆戻りみたいな楽しみはありませんけど、ワタシ、リアリストなんで。。。。
これからもまだまだ、新しい家族が増えたり、新しい何かを始める度に『忍者屋敷』は変化し続けます。
『家庭内引っ越し』って意外と楽しいですよ!
みなさんも、おうちを『忍者屋敷』にしてみませんか?