月のうさぎ
可愛い干支入り年賀状を見返し懐かしい記憶を残します。
子どもの頃よく遊びに行ったお寺の和尚さんから聞いた『月のうさぎ』
仲良く暮らすキツネとサルとウサギのもとに倒れこむ年老いた旅人。旅人を助けるためにそれぞれがしたこと、キツネは魚を捕まえてサルは木の実をとり、努力はしたけど何も収穫できなかったウサギは火を焚いてもらい我が身を食べてもらうことに。 結果的に旅人は帝釈天でウサギの慈悲の心を褒めて月にウサギを描き、肉となり身をささげようとしたウサギはお釈迦様の前世だったというお話。 お供物を頂きながら和尚さんのひとこと話を聞くのが楽しみで、熱い語りに引き込まれた記憶は残っているけれど、突っ込みどころ満載。
30年以上前に私が飼った『ミニうさぎ』マルちゃんは感情豊かなジャンボうさぎとなり、大きくなるにつれ高く高く壁紙を齧り散らし修繕費がバカ高かったこと、甘えん坊で寝るときは布団の真ん中を占領し長くなって寝たこと…マルちゃんはお釈迦様とは縁遠かったから『来世は人間』だなんてお見送り。
”跳ねる増える”ことから運気や景気が回復すると言ううさぎ年、穏やかに過ごしたい。