喉頭懸垂機構 Gerüst
ドイツ語 Gerüst
日本語で【足場】という意味。
ボイトレ的な用語で【喉頭懸垂機構】
もっとわかりやすくいうと
【喉を四方八方から引っ張る、サポートする仕組み】
これでも、なんだって?という感じかもしれませんが
喉の周りにも結構たくさん筋肉はあるのですが、だいたいの人はこのたくさんの筋肉をあんまり使っていない、それか、偏って使っている場合が多いです。
アンザッツ1〜アンザッツ6までの声を6タイプだして、張力、トーヌスをというのが、喉頭懸垂機構においては重要といわれておりますが、それだけではまだ不十分。やらないよりは良いですが。
アンザッツ1にもたくさんのアンザッツ1がありますし、アンザッツ2にもたくさんのアンザッツ2、、、、アンザッツ6にもたくさんのアンザッツ6があります。このアンザッツはこの声という方向性、条件はありますが、この中であれば無数のタイプが存在するのです。
重要なのは、いろんな声を聴き、頭で思い浮かべて、声として発していく。その声をアンザッツにどのあたりになるのか当てはめていく作業が重要になります。
例えば、Bobby Macfarinはどういう倍音構成か、エマーカークビーはどういう倍音構成か、ヴラジーミル・ヴィソツキーはどうか、セリーヌディオンはどうか、CHAGE&ASKA、人間椅子、浜田喜一はどうかみたいな感じで、、
6タイプの声をだしていてもある程度成長はしますが、ただ、しっかりいろんな声を耳でインプットした上で、声をだす(アウトプット)。これを繰り返していく作業もやっていかないといけません。
耳=喉 という感覚を忘れずに。
後は、ボーカルアタックという概念もありますので、こちらもあわせて考えていくことも必須になっていきますね!