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不細工な私でも彼氏を作れた話

こんにちは、アルパカです。
今日は「不細工な私でも彼氏を作れた話」をお届けします。

✔記事のもくじ
・簡単な自己紹介
・彼氏ができなかった19年間
・初めて彼氏ができたとき
・私か伝えたいこと

上記の順番で書いていきます。
なにか参考になればと思います。では始めます。

・簡単な自己紹介

まず私の自己紹介から。恋愛に22歳女です。4月から新卒看護師になります。顔は「自称中の下」くらいだと認識しています。

・彼氏ができなかった19年間

私は19歳まで彼氏がいませんでした。大学1年生の冬くらいまでですね。さすがに焦っていましたね。

・中学生の時
中学生の時の私は、ひとことでいうと「人生の黒歴史そのもの」です。
テニス部に所属していたので顔面から足のくるぶしまで日に焼けて、髪はショートカット。
デリカシーのない男子から「ガングロ卵ちゃん」と呼ばれていました。ほかにも「馬」「馬刺し」「馬糞」なんて呼ばれたりしていましたね。
私のキャラクターが「いじられキャラ」だったので、当時はなんとも思っていませんでしたが、冷静にかなり失礼な話です(笑)

それはさておき、私は自分のことを客観的にみることができていなかったので、「そこそこイケてる」と思っていました。
なので、当時好きな子に猛アタックしてあっさり振られてましたね。にもかかわらず、「○○君は本当は私のことを好きなはず」なんて思って、めげずに3回くらい告白していました。
そんなこんなで、その時一番仲が良かった友人「なぎさちゃん」がモテモテだったんですよ。
なぎさちゃんといるとクラスの男子がちょっかいをかけてきて(もちろん、私ではなくなぎさちゃんに)、私に彼氏が1人できない間に5人も6人も彼氏(全員そこそこイケメン)を作っては乗り換えてるなぎさちゃんを見て、「あー人生不平等だな」なんて漠然と思いながら、それでも自分もそこそこイケてると思っていましたね(笑)

・高校生の時
結論から言うと高校時代も「彼氏はできません」でした。
高校時代をひとことでいうと「焦りを感じて自分磨きに走った」期間でした。
まず、入学して度肝を抜かれました。美女が多かったんです。
中高一貫校に高校から入学したのですが、内部生がまぁ可愛い可愛い。
おしゃれやメイクに無頓着な環境で過ごしてきたので、焦りを感じて、少しでもマシになるように必死でしたね。

具体的にやったことは、4つです。
①ダイエット
②髪の毛を伸ばす
③眉毛を整える
④メイクを学ぶ

1つずつ見ていきましょう。
①ダイエット

これは、意図してというよりストレスで自然に痩せましたね。しかも、無意識のうちに。
標準体重+2~3キ㎏だったと思うんですけど、クラスメートで1番2番を争うレベルに、ぽっちゃりしていた自覚がありました。
でも、ダイエットなんてしたことなかったので、親に相談して少しご飯の量を減らしました。
それで4~6か月したころに友人から「そういえばちょっと痩せた?」って言われて、確かにすっきりした自覚を持ちましたね。

②髪の毛を伸ばす
入学当初、「おかっぱ」だった私は、ロングのダンス部やチア部の女子にあこがれて、とりあえず1年間髪を伸ばしました。
やはり髪の毛を伸ばすと、それだけで「女っぽさ」が出ましたね。
制服でロングだと、私みたいな中の下の女でも、それっぽくなるんです。
仲いい子から、「○○まじで変わった!可愛くなった!」って言われたときは、驚きました。
不覚のうちに褒められた時って、一番うれしいかもしれません。

③眉毛を整える
私は毛深い体質で、「ゲジ眉」です。兄に小学生のころ、馬鹿にされたのを期に眉毛をそり続けていました。
なので、毛質が剛毛になって、剃り跡が青くなってしまったんです。
それが本当にコンプレックスで、眉毛はネットで調べて丁寧にケアしました。
一時はそり過ぎて、友人に「ヤンキーでも目指してんの?」とからかわれていました(笑)
2年生のころは、結構クラスが楽しくて調子乗って、スカートも短くしていたので、「チャラい」なんて言われてましたね。内面は全く違うんですけど。
でも、眉毛を整えると一気に「垢ぬける」気がします。これに限っては、メイクやおしゃれに無頓着な人ほど効果大だと思うので、一度試してみるのをお勧めします。

④メイクを学ぶ
仲いい友人の一人が「広瀬すず似」の美人で、メイクもバチバチの子でした。その子に憧れて、2年生でメイクデビューを果たします。
友達におすすめを聞いて、ドラッグストアに駆け込んで、キャンメイクやメイベリンあたりの化粧品を買いあさりましたね。
今思えば、あのタイミングが私の人生で最も「美容に関心がある時期」だったのかもしれません。
先述したように私は毛深くて、鼻下や眉下の剃り跡や青みが本当にコンプレックスでした。
しかし脱毛するお金なんて当然ないし、相談できる人が周りにいなかったので、どうにかメイクでカバーしようと努力しました。
そこで、鼻下と眉下にオレンジのチークを塗ってから、BBクリームを塗ると目立たなくなることがわかりました。
微々たるものではあるのですが、多感な時期のコンプレックスに対しては大きな前進だったのです。

高校生ではこのように「女らしくなる」ために自分自身に向き合っていたので、恋を全くしていなかったですね。
覚えているのは学年1位2位のイケメンと話すときは、心臓の鼓動が体感30くらい高くなるのを感じていたくらいです。
ですが、今振り返ると高校生活は私の女としてのポテンシャルを大きく上昇させた分岐点だったかもしれません。
コンプレックスや自信のなさは人一倍あったと思いますけど、向き合うことってかなり大切なんです。
大きくは変わらなくても、1ミリ変わればいいのです。1ミリ変わるだけで、一皮むけることができるからです。
私の場合、眉毛の青みを本当に気にしていて、人と話しているとき「どう思われるんだろう」って気にしていたんですけど、
オレンジチークの裏技を知ってから気がかりレベルが減りました。
容姿の悩みって可視化されるのでかなりストレスだと思います。私も今でも体型や眉毛はコンプレックスです。
簡単に解消されるものではないし、直そうと思ったらお金もかかるし。
ですけど自分ができる範囲で改善の余地がないか考えると、意外に抜け道のようなものがあったりします。
でも、今となっては。自分に与えられたものがすべてだと思えるようになりました。
そう思えるまでは、誰が何と言おうと気になって仕方ないと思うので、たくさん自分に向き合って、自分磨きするしかないのかななんて思ったりします。
話を元に戻して、当時はもう「自分イケてる」なんて少しも思っていなくて、「中の下」だと確信していました。
周りでカップルが登下校しているのに、自分に彼氏ができないことに不安のようなものを常々感じては萎えていましたけど、女子同士でワーキャーしてメイクを研究している時期もそれはそれで楽しかったですね。


・大学入学後
大学入学後、だんだんと焦るようになりました。「彼氏ができない」というより「処女であること」に対して。
もっと言うと、自分を女として見てくれる男性はこの世にいないのではないのかと不安が強まる一方でした。
私は看護学部だったので大学で周りに男性はいなくて、さらにバイト先の焼き肉屋ではもうすでにカップル成立している人が多くて恋愛に発展するような対象が全くいなかったんです。
友人がアプリで仲良くなった韓国人と寝た話とか聞いても、処女の私には現実味がありませんでした。
「そもそもそんな軽々とセックスできるものなのか?」みたいな。
そんな状況の時、バイト先の親しい先輩にいろいろ話を聞いてもらっていると、「夜の街に連れ出してやる」といってホストに連れて行ってくれたんです。
3軒ハシゴして、それはもう驚きの世界でした。
キスされたり体を触られたりして。本当に残念なことに、当時は「私女として見られているんだ」なんて思いました。
今思えば感覚が狂っているとわかるんですけど、19年も彼氏いなくて処女だったので仕方がないことです。
そこで少し自信を取り戻したというか、かすかに希望が見えました。
この後はスムーズでした。
その時連絡を交換した地味な男性と、後日食事に行き、体の関係を持ちました。

一度処女を捨てたことで大きな変化が生まれました。
それは「女としての自信が0から1になった」ことです。
恋愛感情は介在しなくとも、自分を性の対象として見てくれる異性がいるとわかったことが心の底からうれしかったです。


・初めて彼氏ができたとき

その後は恋愛風が追い風になったのか、1年生の12月ごろ初めて彼氏ができました。
掛け持ちしていたアルバイト先のスーパーの同い年の男性です。
これに関しては結果から言うと2週間で別れました。
私は相手に対して恋愛感情が1ミリくらいしかなかったからです。
それでも初めての彼氏という実績ができたことは、大きな経験でした。
相手には申し訳ないですが、今思えば、相手の男性も私と同じで恋人が欲しいという目的が先行していた気がします・・

・私から伝えたいこと

長々と私に彼氏ができるまでを記述しましたが、過去の私と同じように悩んでいる方に対して言いたいことをまとめます。

・コンプレックスは1ミリの改善でも効果絶大
・「自分には恋人ができないんじゃないか」と自信がないなら、とりあえず関係を持とう
・肉体関係が先でも全く問題ない
・女としての自信を持てたら、心から好きな人に出会えた時に素敵な振る舞いができる

私は、好きでもないホストと肉体関係を持ち、好きでもないバイト先の男性と2週間付き合いました。
入口は美しいものではありませんが、その後好きな人に出会えた時に胸を張ってアプローチができたのです。
この世は容姿や性に自信のない者にとっては生きにくい社会なのかもしれません。
ですが、大事なのは、等身大の自分に恥じないことです。
あまり綺麗ごとを言いたいわけではありませんが、可能性を切り開くには、小さな経験の積み重ねが大事だと思います。
あなたの魅力に気づく男性はどこかに必ずいます。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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