SDXLでAI固めを始めよう(1)
AI関係の話題は落ち着いてきていますが、技術は着実に進歩しています。
Stable Diffusionについても最新のXLというバージョンが公開されたことで、画像AI界隈でも徐々にXL環境への移行が進んでいっているといった感じです。
個人的にはSD1.5のクオリティでも十分だとは思っていますが、最新のスマホが出たら買い替えたくなるのと同じで、最新技術には移行しておきたいというもの。
というわけで、今回は画像AI初心者向けに、SDXLによる画像生成の始め方を紹介します。
Google Colabに課金しよう
まず大前提として、無料で生成しようとするのは限界があります。
他のAIサービスであるmidjourneyとかでも存分に楽しむなら一定額の課金が必要となります。
というわけで、ここから先はColab pro(月額千数百円)以上の課金をしていることを前提とします。
主流はComfyUI
SD1.5時代はautomatic1111氏のWEBUIがデファクトスタンダードになっており、新技術もWEBUIの拡張機能としてどんどん追加されていく状態でした。
しかしながらSDXL環境においてはA1111氏のWEBUIはあまり主流ではなく、ComfyUIというものが良く使われます。
とりあえず動かしてみたいという方は、以下のファイルを自身のgoogle driveにコピーして実行してみてください。
新興勢力Fooocus
しかしながらComfyUIは初心者にはわかりづらいUIになっていますので、手軽に画像生成を始めるには少しハードルが高い。そこで最近出てきたのがシンプルなUIのFooocusです。これも以下のファイルで試すことが出来ます。
Fooocusはモデル切り替えやLoRAにも対応して使い勝手が向上しているので、今後はこちらが主流になっていくかもしれません。
ちなみにSDXLはメモリを消費するので、ファイル実行時にはノートブックの設定でハイメモリにしておくことをオススメします。
今回は以上となります。
次回から本格的にAI固めをやっていきます。
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