中体連は部活動改革の癌
中体連の大会は部活動改革の癌になっています。
全国大会やその下に各地方大会(関東大会・東海大会など)がこの状況下でも無理矢理にでも開催する方針を固めています。
するとその下部大会は予選という形で開催しなければならなく、結果として中体連の大会は必ず残ります。
もちろん昨年度私は大会を1つなくすことに成功しましたが、改革をしたいという教員ばかりでもないというのが現状です。
なかなか声を大にしていうことができないような雰囲気がありますからね。
部活動改革として土日のどちらか1日は休むなどがありますが、ここできちんと着目しなければならないのは、”大会等は除く”ということなのです。
大会であれば、1日3時間という縛りを受けなくても良いのです。
したがって、BDKは練習試合や勝手に作った大会などでどんどん練習をしていくことになっています。
なんのためにそこまでするのかといえば、勝つためです。
勝ってその達成感や部の連帯感を感じたいのでしょう。
大会という名目であれば土日の開催も可能で、かつ1日練習もできてしまいます。(名目上大会なので大会のようにしていますが、練習の場合もありますよね)
部活動のあり方についての提言で大会まで縛ってしまえばよかったのですが、いきなりすると中体連やBDKたちからの反発が大きいし、またそのような人たちは声を大にしてモノを言いますからね。
偏見で申し訳ありませんが、自分たちだけで主催し、練習する分にはいいのです。
つまり、中学校体育連盟に所属している先生だけで大会運営を行えばいいのです。
しかし、現状それができていない中部活をやりたくない教員の手まで借りなければ運営できない状況に膨れ上がっていることに気がつかず、年々業務を拡大していこうとする姿勢が癌なのです。
部活もやりたくない教員にまで無理矢理やらせ(一応拒否もできますが、多くの人はしていませんしできません)、授業研究の時間や自己研鑽の時間、ゆっくりとする時間、自分の趣味の時間、睡眠時間までも奪っているのです。
これは癌としか言いようがありません。
中体連は早く解散しなければなりません。
ここが解散さえすれば部活動改革は一気に始まることでしょう。