部活再開の笛が鳴らされた
緊急事態宣言も全国的に解除され、いよいよコロナ禍での変化がどうなっていくかが試される時期になりました。
ここで安易に例年通りに戻してしまっては何も意味がありません。
多くの教員が不満に思ってきた無駄なことに焦点を絞って考えることができたこの時期の変化を大切にしたいものです。
しかし、残念ながら勤務校で部活動は完全再開することになりました。
それもそのはず、
「いつになったら部活が再開できるのか」と真剣に考えている管理職と一部の教員。
「部活動は生徒指導の場だから全員で部活動に参加しないと」と部活動を生徒指導の場だと勘違いしている教員。
「勤務時間ないなら…」と周りに流される教員。
こんな教員集団では再開されて当然なのです。
いつになったら意識改革をするんですか!!
と職員会で叫びたくなりました。
どれだけ多くの同僚に「部活辞めたくないですか?」といっても「う〜ん…。現実的に難しいよね……」と濁されます。
たとえ勤務時間であっても、その後に教材研究や成績処理などの業務がある以上、放課後は教員にとって決して空いている時間ではないのです。
休憩時間がないことを何も不満に思わない集団ですから当然かとも思えてきました。