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1月14日 プナルヴァスの満月
1月14日 午前7時27分(中央標準時)
満月
星座:双子座
ナクシャトラ:プナルヴァス
※ジョーティッシュでは西洋占星術とは異なる
サイデリアル方式で月の位置を特定しますがつ
満月
双子座 29度47分の位置での満月
蟹座入りを前にした
双子座の最終段階
プナルヴァスは刷新の星
もう必要でなくなったものを手放し
新しいものを取り入れるための場所を作ること
を後押しする
自然のことわりである終わりと始まりを意識して
ひとつのサイクルの終わりに感謝を
新しいサイクルに向けて澄んだ心で扉を開く
プナルヴァスの満月
プナルヴァス
支配神:アディティ
シンボル:弓と矢筒
古い殻を抜けだし
新たな挑戦へと向かう星
矢筒には矢が蓄えられて
矢を放つための弓もある
準備が整い
後は矢を放つだけ
物事の終わりには
新しい芽生えの種が備わっていることに
気付かせてくれる
プナルヴァスには
光戻る
という意味がある
明けない夜がないように
光は必ず戻ってくる
プナルヴァスのエネルギーは
今 闇の中でもがいているように思えても
必ず光り戻ることを伝えてくれる
希望を与えてくれる
可能性の種を握りしめて
新しい一歩を踏み出すとき
マカラサンクランティ
14日 12時25分
太陽は射手座から山羊座へ移動
マカラ=山羊座
サンクランティ=星座移動
マカラサンクランティは
日本の冬至のようなもの
これまで南回帰していた太陽が、
北回帰に転じ
ここから神々の昼の時間がはじまる
インドでは春の到来を祝い
盛大な祝祭が催される
マカラサンクランティを経て
冬は徐々に終わりへと向かい
曲がり角の先に春が見え始める
あらゆるものが
静から動へと転じていく
新鮮な朝の空気を吸い込むように
光の季節の始まりの静謐なエネルギーを取り入れる
太陽と土星
太陽が入る山羊座は土星支配の部屋
太陽と土星は敵対の関係
光と影
あるいは
折り合いの悪い父と息子になぞらえられる
1年の中で
太陽が山羊座を通過する間は
父と息子が向き合い お互いを受け入れる時
影に目を向け その存在を認め慈しむ時
自分自身の中にある影の部分にも目を向ける
足を引っ張ってきた負のパターンを認める
光と影がひとつになるこの時期
そうした意識で過ごすことは
これから始まる春の季節への準備のひとつになる
+++++
年末年始の特別な時間が終わり
日常は通常モードに戻りつつありますが
まだなんとなくお正月気分が恋しく感じます
それでも
時間は 季節は
どんどんと前進していきます
お正月が終わっても
これからやってくる節分を含め
しばらくは
新しい年 という言葉を
何度となく聞くことになります
お正月を区切りにできなかった場合も
再挑戦のチャンスがまだまだると思うと
ちょっとほっとします
毎月巡る新月満月の区切りもですが
今回のマカラサンクランティなど
節目にあたる行事に
意識して向き合ってみると
自分にとっての良いタイミングで
次の一歩が踏み出せる気がします