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心の奥底とつながる新月

8月16日午後6時半ごろ
新月を迎えます

サイデリアル方式のインド占星術では
星座:かに座
ナクシャトラ:アーシュレーシャ
の新月です

ガンダンタの新月

この新月は
かに座29度6分 
ガンダンタで起こります。

ガンダンタは
水のエネルギーと火のエネルギーがぶつかる場所。
水と火がお互いを打ち消し合い、不安定さが生まれます。

そのため、心の揺らぎを経験しがちです。

お盆休みをとっていて
明日から仕事や日常に戻るという方は
スローペースで始動してください。

特に人と絡む事柄では、対立などを避けて
少し距離を置きつつ取り組むほうがよいかもしれません。

ガンダンタの間は、とてもセンシティブになりがちです。
今週いっぱいは、できるだけ心落ち着けて過ごせるように
自分の時間を大切にしてください。


深層意識のアーシュレーシャ

アーシュレーシャのシンボルは蛇、
支配神も蛇の王ナーガです。

深層意識に眠る思いを呼び覚ますナクシャトラ。

今まで心の底にしまい込んでいた思いや願いが
ふとした瞬間に浮かび上がってきます。

それは脱皮の合図。
これまでまとってきたものを脱ぎ捨てて
新たな一歩を踏み出すチャンスです。

逆行する金星と太陽

新月のタイミングでは、
逆行中の金星も太陽と月と同じナクシャトラ、
アーシュレーシャに入ります。

金星と太陽の接近は
コンバストと呼ばれる状態になります。

太陽に近づき過ぎた金星が
太陽の炎の洗礼を受けます。

金星の逆行中は
心地良さを与える
愛情や人間関係、
日々を飾る物たち
さらには美しさの基準などについても
見直しを経験すると言われています。

逆行中の金星が太陽に接近することで、
見直しの対象になっているものごとが
炎に包まれるような経験をするかもしれません。

それは心痛む経験かもしれませんが、
そのことによって、
価値基準の変化につながったり、
本当に大切なものが何かに気付いたりする
時間になります。

今回の新月は
心の奥に眠る声を聞き、
新しく生まれ変わるために
これまであたり前に持っていたもの、
握りしめてきた価値基準などを
一新するものとなります。

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