【ダイサー】
「うふふふふっ、殺すよ殺すヨ~。イッツショーターイム!」な感じの、遭いたくないタイプの死神。
5面ダイスの頭部、ルーレットとダーツの足。
死神派遣会社裏街支部に勤務し、アバターが多すぎて総和が崩れてるね!殺さないとね!ってなると出動。
上に何と言われようと、殺す命を善悪や利害で選別することはしない。
全て出目任せの運任せで対象を決める。
対象に何と懇願されても決して結果は揺るがない。
トロッコ問題で、何も手を下さないような人。
そこだけは信念であり、死神らしさがある。
見た目的には、帽子の輪っかが唯一の神らしさ。
「あはははっ」とも笑うし、馴れ馴れしい敬語になったりタメ語になったり、口調はそこまで一定ではない。
仕事は愉しく、がモットーなので、つまらないと思った仕事は投げる。
ちなみに鎌を仕舞って普通の両手にすることもできるし、両腕鎌にすることもできる。
実は死神結社から派遣された正式な死神ではなく、"死神派遣会社裏街支部の死神である"というアバターとして生まれた存在。
いつの間にか支部に現れ、帰る場所も無いので住み込みで働いている。
本部に正式な届け出は出していない。
表街の何が彼を生み出したのかは不明。
ガメオベラの天敵でもある。
彼女は増えすぎた人口を減らす存在でもあるため、死神達は彼女を見張りつつも野放しにしてきた。
しかし、ダイサーがテロの現場に出勤した際、標的を決めるダイスの結果にガメオベラが出てしまったのである。
『アタシを減らしたら死神界の損失じゃ~ん?』
『関係ないねエ~。ボクリンはダイスの結果に従うだけサ!』
ガメオベラは一旦逃げおおせるも、以降の仕事がやりにくくなって仕方ないそう。
このギャンブルの悪魔の旦那でもある。