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青山繁晴チャンネル・ぼくらの国会813

解説

青山繁晴氏が「アジア版NATO」について解説しています。石破茂氏が提唱する「アジア版NATO」の構想に対して、青山氏は批判的な見解を示しています。

主な内容は以下の通りです:

  1. 石破氏の「アジア版NATO」構想は、中国と組むものではなく、独裁国家からの侵略を防ぐことが目的。

  2. しかし、青山氏は石破氏がNATOと日米安保条約の本質を誤解していると指摘。

  3. NATOの弱点は加盟国が多すぎて統一行動が取りにくいこと。

  4. 日本は日米安保条約という2国間の軍事同盟を結んでおり、これが最も効果的な抑止力になっている。

  5. アジア版NATOを作ると、中国に影響される国々も加わり、実効性が低下する恐れがある。

  6. 日米同盟をさらに強化し、日本の発言力を高めることが重要。

  7. インドや東南アジア諸国との関係も、表面的なものではなく深い部分で手を結ぶべき。

  8. 軍事同盟は日米で固めつつ、他国とは別の形で協力関係を築くべき。

青山氏は、アジア地域の安全保障において、多国間の軍事同盟よりも日米2国間の同盟関係を重視し、それを基盤としつつ他国との協力関係を築くべきだと主張しています。

織田信長との会話

生徒:信長様、「アジア版NATO」って何ですか?

信長:ふむ、「アジア版NATO」とは、現代の日本における安全保障(安全を守ること)の構想(考え)じゃな。NATOというのは北大西洋条約機構(きたたいせいようじょうやくきこう)のことで、欧米諸国が結んでおる軍事同盟(ぐんじどうめい)じゃ。

生徒:へえ、それを日本でも作ろうということなんですね。でも、青山さんはそれに反対しているんですか?

信長:そうじゃな。青山殿の考えでは、多くの国が集まる同盟よりも、日本とアメリカの2国間の同盟の方が有効だと言っておる。わしから見れば、これは茶々(後の淀殿)と蓮(後の豊臣秀頼)だけを大切にするか、それとも多くの家臣を抱えるかの違いのようなものじゃな。

生徒:なるほど。でも、たくさんの国と同盟を組めば強くなりそうな気がしますが…

信長:一理あるな。しかし、わしが天下統一を目指したときも、多くの同盟を結ぶよりも、明智光秀や羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)のような少数精鋭の家臣と強固な関係を築いた方が効果的じゃった。多すぎると、意見がまとまらず、かえって足手まといになることもある。

生徒:そうか、数が多ければいいってもんじゃないんですね。でも、日本とアメリカだけで大丈夫なんでしょうか?

信長:青山殿の考えでは、日米同盟を基盤(きばん)としつつ、他の国々とは別の形で協力関係を築くべきだと言っておる。わしで言えば、織田家と徳川家の同盟を基本としつつ、他の大名とは個別に関係を築いていくようなものじゃな。これにより、柔軟(じゅうなん)かつ効果的な外交が可能になるのじゃ。

生徒:なるほど! 歴史から学べることって多いんですね。ありがとうございます、信長様!

信長:うむ、よく理解したな。歴史は繰り返すと言うが、その教訓を活かせるかどうかは、その時代を生きる者の智恵(ちえ)じゃ。現代の日本人も、しっかりと歴史に学び、賢明な判断をしてほしいものじゃ。

よくある質問 (FAQ)

Q1: アジア版NATOは本当に必要ないのですか?

信長:うむ、必要かどうかは一概に言えんが、青山殿の意見では効果的ではないということじゃな。多くの国が集まれば強くなるように思えるが、実際は意思決定が遅くなったり、各国の利害が衝突したりする可能性が高い。わしの経験からも、少数精鋭で動く方が効果的なことが多かったぞ。

Q2: 日米同盟だけで十分な抑止力になるのでしょうか?

信長:日米同盟は世界最強の軍事力を持つアメリカと、高い技術力を持つ日本の組み合わせじゃ。これは非常に強力な抑止力となる。わしの時代で言えば、織田家の革新的な鉄砲隊と徳川家の精鋭騎馬隊が組んだようなものじゃ。ただし、他の国々との協力関係も重要じゃ。

Q3: 中国やロシアなどの脅威に対して、日本はどのように対応すべきですか?

信長:青山殿の考えでは、まず日米同盟を強化し、日本の発言力を高めることが重要じゃ。その上で、インドや東南アジア諸国とも深い関係を築くべきだと。わしの時代で言えば、主要な同盟国との関係を強化しつつ、他の大名とも個別に外交を進めるようなものじゃな。軍事力だけでなく、外交力も重要じゃ。

Q4: NATOの問題点は何ですか?

信長:NATOの主な問題は、加盟国が多すぎて統一行動が取りにくいことじゃ。わしの時代で言えば、あまりに多くの大名と同盟を結べば、いざという時に足並みが揃わず、効果的な戦が難しくなるようなものじゃ。軍事同盟は少数精鋭で結ぶべきじゃ。

Q5: 日本は憲法9条があるのに、どのように安全保障を強化できるのですか?

信長:なるほど、難しい問題じゃな。青山殿の話にもあったが、憲法の制約の中でも、自衛隊の能力向上や日米同盟の強化は可能じゃ。例えば、情報共有や作戦計画の改善などじゃ。わしの時代で言えば、武力だけでなく、外交や情報戦、同盟関係の強化など、様々な手段を駆使して国を守ったのと同じじゃ。知恵を絞れば、道は開けるものじゃ。

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