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マインクラフト教育版で、インクルーシブ教育
先日マインクラフト教育版を試してみるイベントに参加し、期間限定のアカウントを頂いたので、もう少し学んでみることに。イベントではマインクラフト教育版でできるHour of Codeなどを体験しました。
インクルーシブ教育をマイクラで!
そんなことできるの??
出来るんです。驚きました。
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マインクラフト教育版に準備されているプログラムの中に「不自由体験」があります(上図の左下)。
ワールドに入ると、まずマインクラフトの基本操作を、そしていくつかのバリア(障壁)について学びます。その後、学校やショッピングモールなど、様々な場所に移動をして、町にいる人たちの困りごとを聞きます。自由に創作活動ができるサンドボックスもあります。
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すべて英語?いえ、日本語翻訳もマイクラでできます。
説明の文章が英語だったので、「これは小学生にはハードルが高いかな。Google翻訳やDeepLと行き来するのもなあ。」と思ったのも束の間・・・・マインクラフトの中で翻訳ができました。
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翻訳のやり方はこちらを参考にしました。
いざ、ショッピングモールへ
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実は困っている人がたくさんいる。
一見普通に見える人も、話しかけるとそれぞれの困りごとを話してくれます(テキストを翻訳しながら読みます)。
こちらは、筋繊維痛症のザーラさん。杖を持っています。歩行の負担が大きく、椅子などの休憩場所があるとうれしいことが分かります。
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同じに見えて、実は違う
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近くにいたガレットさん。同じく杖を持っていますが。
ガレットさんは、目が不自由で、付き添いの友だちと一緒でないと出掛けられないことに困っていました。
学校にある、バリア
学校にも、人が大勢いる環境が苦手な子、ADHDで気が散りやすい子など、それぞれの困りごとは本当に多種多様です。
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どうやって、課題を解決できるのか考えよう
サンドボックスなど自由に工作ができる場所では、町や学校で知った困りごとを解決するために、どんなものや仕掛けが役立つか、実際にアイディアを形にできますね。
授業でなら、スクリーンショットで撮って、提出させるのも面白そうです。
(不慣れながら、識字障害の人にも読みやすそうな看板を作ってみましたが、スクリーンショットを撮り忘れました・・・)
可能性をたくさん秘めた、マインクラフト教育版
困っている人から直接話を聞く機会を作ることを、こうやって仮想空間で実現できるんですね。しかも、課題解決の方法までセットで考えられます。他にも、活用次第でいろいろなことができそうです。