小学校教員資格認定試験(2021年度)受験記~2次試験あれこれ~
2次試験に向けて勉強以外で準備したことや、当日試験を受けて感じたことをあれこれ書いてみました。
【試験に集中できる環境の確保】
来年もオンライン形式ならば、ですが、2次試験を受けるうえでとっても重要なことだと思います。
一人暮らしの人や、家族と暮らしているけど邪魔されない自室がある、という人は問題がないかと主ます。
が、私は小さなマンション暮らしで、小さい子どもが、つまり親の気を引いてなんぼというちびっこが同居しているので、自宅で試験を受けるのはなかなか難しい・・・。
というわけで、「インスタベース」というサイトを利用してレンタルスペースを検索し、利用しました。
レンタルスペースは、場所にもよるとは思いますが、私が利用したところは30分単位で借りられ、部屋はネット、空調、電気湯沸かしポットや電子レンジがあり、大変快適でした。
プリンタこそありませんでしたが、当日は早めに入室してWi-Fiに持参したパソコンをつなぎ、資料が送られてきたらそれをUSBに入れて近くのコンビニに行って印刷し(ついでに昼食も調達)、試験に臨むことができてよかったです。
【これは落とす試験じゃない】
私は普段は日本語教育の仕事をしています。
コロナウイルス感染症流行に伴い、流行期などにはオンライン授業も行いました。
このオンライン授業、教師からすると学生の不正行為を発見するのは非常に難しいです。
だって、カメラに映る範囲は限られているんだもん。
ということは、おそらく試験の難易度をいたずらに上げて合格率を低くする、ということはないだろうと思いました。
試験は難しい、でもカンニングし放題、ということなら、程度の差はあれ、カンニングする人は出てきます。
実際、前年度試験を受けられていた方も書いていましたが、2次試験に進んだ人は多くの人が合格していたらしい。
なので、2次試験本番はもちろんとても緊張しましたが、大丈夫、これは落とす試験じゃないと何度も言い聞かせて臨みました。
2次試験は初日が講義を聞いての論述、2日目が集団討論と模擬授業でした。集団討論のなかで、初日に書いた論術で何を書いたか発表したのですが、それぞれ本当に驚くほど様々でした。他の方が書いた内容をきいて、自分が書いてないことばかりだったので最初は不安になりましたが、みんな書いていることは違うし自分含めてそれが「まちがっている」とも思えない。
討論でも、わたしは書記を務めたのでそれほど発言できませんでした。
それでも合格でした。
おそらく論述は、教育についてその人自身の考えを持ちどう実行するか言語化できるかどうか、討論は他者と協力したり、意見を言ったり聞いたりできるかという、基本的なことをみているのだろうと思いました。
もちろん模擬授業は準備が必要ですが、試験2日目なので準備時間はありましたし、何よりオンラインだからこそ指導案チラ見しながらできました!指導案パソコン横に貼り付けて模擬授業できるのはかなり心強かったです。
今年の試験ももうすぐですね。
この記事がお役にたちますように。
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