生活基盤を整える(各種インフラ契約と、社会保障番号)
アメリカに移り、住所が決まったら社会保障番号を取ろう。
アメリカで生活するうえで、社会保障番号(Social Security Number, SSN)は無くてはならない。ただ、こちらに赴任するにあたって「タマゴが先か、ニワトリが先か」になってしまうのでこの問題は結構つらい。
社会保障番号は、現地で銀行口座を作るうえで必要となる。
家を決めて、ガスや水・電気などのインフラを契約するにも求められる。
一方で、社会保障番号を取得しようと思うと、申請用紙上で住所が求められる。
さて、どういうルートでやるのが正解なのか。
以下、私が渡米前からやってきたことを順に記載する。
銀行口座とデビットカードを作ろう
先ほど、銀行口座を作るために社会保障番号が要ると書いておきながらではあるが、実は米国の口座をSSNが無くても作る方法がある。
三菱UFJ銀行が、米国のUSBankへの取次ぎをやってくれている。
ビザさえあれば、USBankの銀行口座を出国前に作ることが出来る。
合わせてデビットカードを作っておくのをお勧めする。
社会保障番号が無い状態でガスや水道などの契約をすると、セキュリティーデポジット(前払い)が求められる。この際、米国のクレジットカードがあると便利だが、この時点では手に入らない可能性が高く、支払いにデビットカードを使う必要がある。
USBankのデビッドカードを口座と一緒に作成できるため、ここで作成しておこう。
住処とインフラ
結論、私は住居周りを優先した。
住処は、不動産エージェントを通じて契約をした。
この際、大家によっては(むしろ大半が)2,3か月分の米国口座の入出金明細などを求めてくる。しかし、ビザをとってから口座を作って…とやっている自分が十分な明細を作れるわけもないので、日本の銀行口座の3か月分の入出金明細を翻訳して提出し、それでもOKというところに家を決めた。
住居が決まれば、ガス・電気・水・保険に加入する。
この際、先ほど作成しておいたデビットカードがかなり使える。
ガスは確か、セキュリティーデポジットで百ドルちょっと求められたように思う。
社会保障番号をとろう
住居が決まったので社会保障番号の書類を記入してオフィスへ。
オフィスについてから、ちょっとした面接をして必要書類を渡してしまえば手続きは大したことが無い。
具体的な手続きは在日米国大使館および領事館のページに説明があるので、これを参考にしよう。