Power Appsのススメ 〜雑談〜 データソースについて
データソースはPower Appsにおける入出力の要ですが、そのデータソースとして扱うデータの種類は色々と選択肢があります。
まず大きく分けて、外部接続のデータソースと、ローカルに埋め込むデータソースがあります。
参照のみで更新する必要もない固定データであれば、ローカルデータソースとしてテーブルを作成しておけば良いですが、やはり入出力や加工することがほとんどになるので、外部接続データソースを選択することになります。
手軽なのはExcelやGoogleスプレッドシート、SharePointリストなどになりますが、大量のデータを扱う場合は、DetaversやSQL Serverなどのデータベースサービスを利用することになると思います。
Excelを使う場合
Excelをデータソースとして利用する場合は、One Drive上におくことになります。
個人的な経験では、個人のOne Drive上に置いておく必要がある、という認識です。
また、Excel上では「テーブル」としてあらかじめ定義しておかないと、データソースとして扱えないようです。
所謂「テーブルとして書式設定」しておく必要がある、ということです。
また、カラム名は日本語ではなく半角英数字で用意しておく方が無難です。
Googleスプレッドシート
意外に連携が楽だったのはGoogleスプレッドシート。
こちらはExcelのようにテーブル書式設定など必要なく、単に1行目をカラム名にしておけば良いだけでした。
ただし、全て文字列として扱われるため、その点は注意が必要です。
SharePointリスト
カラムの型をきちんと扱いたい場合はSharePointのリストを利用すると良いでしょう。
SharePointリストのUIもそこそこ使いやすくなっているので、スモールスタートするもってこいです。
Datavers
ある程度の規模を想定しているなら、Datavsersは手軽に始められるのでおすすめです。
Web上で簡単に作成でき、尚且つ通常のデータベースのようにそこそこのデータ量を扱うことができるので、業務アプリケーションに向いていると言えます。
唯一、有料である(一部無料でつかえるケースもあり)ところでしょうか。