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販売員だった自分に伝えたい10のこと その⑥

記録をつける。

 20歳そこそこの頃は手帳を持っていなかった。書き留めておくほどの予定がなかったんだと思う。それが今となっては仕事用とプライベート用の手帳を併せ持つようになった。プライベート用の方には短い文章だけど日記もつけている。さらにこのnoteに毎週のことを綴るといったことまでするようになった。

 そういうことを実際に長い間やってみて、1日1日を振り返ること、それを書き留めることって有意義だなと思うようになった。
 その日あったこと、それに対して思ったことなど書き留めるようにしている。それをあとから見返すと、「このときはこんなことにイライラしてたんだな。」とか、「長い間じわじわと落ち込んでいたんだな。」というようなことをちょっと客観的にみることができる。
 それと、失敗したなということも書いておけば、そんなに強く意識しなくても、次は失敗しないように行動するようになる

 今の職場では週報の提出がルーティンワークの1つになっている。その中に1日ごとの行動を書くスペースもあるのだけれど、それとは別に個人的に日報をつけるようにした。なので仕事でも日々の振り返りをちゃんとおこなっている。さっきはプライベートでの振り返りのメリットとして記したけど、もちろん仕事の場合でも同じことが言える。

 販売の仕事を振り返ると、接客の内容、オペレーション上の改善点、売上実績など、書き留めておくべきことは山のようにあったなと思う。でも当時はそんな知恵がなかったのであまりそういうことを熱心に行わなかった。
 1回目の転職活動の時も、初めて職務経歴書を作ることになったのだけど、記録をつけておけばよかったと痛切に感じた。自分がどういう仕事をしてきたか改めて忘れかけている記憶を頼りに思い出さないといけないし、しかも職務経歴書に書くことはなるべく数値化された情報を盛り込んでおいた方がいいと言われているけど、そんなもの全然知らない。
 ちゃんと記録を取るようにしておけば、職務経歴書の作成作業ももっと簡単に、しかももっとアピールできるものを作れていたかもしれない。

まとめ

・日々の記録を取ることは業務の改善にも役立つ。
・実績を数値化して記録しておくと、アピール材料として活用できる。

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