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あるグルの教え〜暗闇から光へ導きたまえ〜

さ迷っている人生は、いつまで続くんだろう。
ぐるぐると同じところを、何回も何回も回っているような気がする。
どこかで見たような景色、人、光景。

また同じ間違いを繰り返す。ダメだダメだと思ってもやってしまう。
いっそのこと開き直って、もうこれが自分だとして続けても、結果は無惨な姿になる。
このまま変わらずに過ごしていくのだろうか。
時間だけが過ぎていく。
何も残っていない。
それでも残酷にも、人生はきょうも続いていく。

そうして毎日をやり過ごしては、闇雲に光を求めていたある日、グルに出会った。

グルとは、先生であり、グ=暗闇、ル=光を表すという。
暗闇から光へと導いてくれる「グル」に出会った。

この闇の世界から、光はあまりにも遠く、直接光を浴びれば強すぎて、一瞬にして丸焦げになってしまうかもしれない。命が絶たれるかもしれない。
それはこの身体だけではなくて、何層、何次元にもわたって、災禍が訪れるかもしれない。

この闇の自分と、光の間に立って、時には柔らかく、時にはシャープな、それでいて愛そのものの光を、受け取れるだけの量で私に注いでくれる。
すべてが適切なタイミングで、一瞬のズレもなく、それは起こる。
グルは光と私たちを繋いでくれる。

この出会いで、私の人生は闇の中から抜け出す道のりを歩み始めることができた。
たしかに一歩一歩、迷いなく、いや迷いがあっても、道草もまた学びとして、光を目指していく人生が始まった。

自分ではどうしようもない癖、習慣、思考、行動、価値観、フィルター、世界観、それらの中で、本来のわたしではないものを取り除いてくれる。
そんなものに頼らなくても、とどこかで想う。自分でできる、頑張らねばならない、と想う。
そうしたエゴが、どんどん剥がれてくる。現実にも、内面でも、奇跡が起きるのを目の当たりにしていく。

こびりついたエゴが剥がれるときの音は、かさぶたが取れるときのポロンという感じのときもあれば、ベリベリベリベリと、こびりつき過ぎて痛いときもあるし、まったく自分では意識していないのに落ちているときもある。

それでも、また一つ、また一つと、必要のないものが落ちていく。軽くなっていく。
まるで子どもの頃に、無心でただ楽しくて、スキップしてしまう、そんな感覚が増えていく。
それが楽しくて、グルの元に通い続ける。

その教えをあなたと分かち合いたい。
そう思って、世の中の隅っこの方から、メッセージを届けたいと思う。
私の言葉ではなく、グルから放たれる光に、私だけではなくあなたも、導かれ救われますように。
あなたの中のほんとうのあなたが現れ、光を放ちますように。

グル、よろしくお願いいたします。

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