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ふと思い出したあの時の思い出

たまに来る映画を見たい欲に駆られてアプリで映画の上映時間を調べる。これが自分の映画を見る理由である。
今回目についたのは、「ちょっと思い出しただけ」。
主演が池松壮亮と伊藤沙莉と二人とも好きな雰囲気を持つ俳優で、クリープハイプの「ナイトオンザプラネット」を題材に書き下ろされた脚本。クリープハイプは高校の頃に結構聞いていて、割と今でも好きな曲も多い。最近はたまに新曲が目についたら聴くくらいだが、なんとももどかしくて難しい気持ちをうまく言葉に吐き出す歌詞と歌声が好きで「二十九、三十」、「5%」とか聞きたくなる。そして、この「ナイトオンザプラネット」も自分のミュージックアプリのプレイリストに追加したばかりだ。
(普段rajikoばっかりだから聞き込んではいないけれど笑)
そんな感じで次に見る映画をこれに決めてひとりで見に行ってきた。

この映画は一言で言うとタイトル通り「ちょっと思い出しただけ」である。

勝手な思い込みで見る前からこの二人は付き合ってるんだろうなと思って見始めた。しかし、この映画同じ日付を2020年から一年ずつ遡る構成で最初のシーンではもう二人は別れた後の関係で、そのことに2年目の別れ間際のギクシャクしているところやっとで気づいた。
そんな回想で遡るラブストーリーである。
たまに訪れるそういえば去年の今頃こうだったなー、その前は楽しかったなー、大変だったなとかこう言う出会い方だったなとか、ふと思い返してまた片隅に消えてしまう。そんな忘れてしまう感情を思い出させる映画だ。

正直まだ23歳の私からしたら今がその過去の思い出かもしれない。こうやって思いつきで何か書き留めたいと思って今書いているこのnoteの記事も
生きる目標が見つからず迷っている現在もあと数年(映画内だと5年くらい)したらそんなことも忘れている生活を送っていると思う。そんな時にふと思い出す記憶になっているような生活を送っていきたいと心の片隅に置いておきたい。多分すぐ忘れるけど笑
人生そんなものもんじゃないか

くだらない独り言に付き合ってくれてありがとうございます。
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ではまた

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