縁側で地域の子どもたちが元気いっぱい遊ぶのを眺めているおばあちゃんの私
私は子どもが大好きです。
自分の子どもはもちろん、地域に住んでいる子どもたちが大好きです。
人見知りちゃんも抱っこして寝かしつけることができるのは
たぶん私が『大好き～』というオーラを出しているからなのだと思います。
孤立を味わった過去がある
そんな子どもが大好きな私ですが、子育てでつまづくなんて思ってもいなかった。
子どもの世話はもちろん24時間、365日続くから大変だけれど
子どもがいるからこその幸福感はほかの何にも代えられない。
では何にやられたかというと
それまで自由に動いて好きなところに行かれていたのに
行動が制限されて、誰とも話さない時間が続いたこと。
そして
母である自分が完璧な母を目指してしまっていたこと・・・
今ならわかるのです。
でも子育て真っただ中の時にはそんなことを感じる余裕すらなく
とにかく一生懸命でした。
ふとした時につぶやいた言葉は『ほっとできる居場所が欲しい』でした。
そして時は流れて引っ越しをした時のこと。
子どもはもう大きくなっていてママ友ができるような感じではなく
大人になってから新しいコミュニティに入っていくのがこんなにも大変だったことに気づく。
今までフル活用だったスマホは
時を刻むだけ・・・
鳴らないスマホは持っている意味があるのだろうかとさえ感じ
2度目の孤立感を味わう。
どこへ行ったら自分の居場所があるのだろうとさまよったのです。
この感覚は子育てをしているときに感じたものと同じでした。
あぁ人はそれまでの生活ががらりと変わる瞬間、
人生の大きな変化に対応しきれなくなって
孤立感を感じるのだなと実感しました。
そこで私は行動を始めます。
2つの任意団体の活動を通じて
私は今住んでいる岡山市で
岡山初心者の会という岡山の来たばかりの人が人と出会える
ファースト婚宅の場づくりをメインの活動とする
cococara okayamaという任意団体と
子どもからご年配の方まで好きな時に来て好きな時に帰れる
シェアリビングという活動をしている
任意団体cotocoto.coto
ふたつ別々に立ち上げてそれぞれのスタッフとともに活動しています。
どちらも孤立のない社会の実現を目指し
あるがままの自分でここにいていいよというメッセージを
送り続けています。
「こんな場所が欲しかった」
と感じていたけれど自分では作ることができなかった人たちからは
ぜひ、続けてほしいと言われます。
でもまだまだ小さな任意団体
多世代でつながれる場を目指していますが
金も場所も影響力もなく ないないづくし。
でもやらなければ何も始まらないから
今はまだボランティア！
多様な社会課題がある中で、課題感は実は一緒だったりする。
それならばごちゃまぜにしてしまえと思うのです。
おばあちゃんとおじいちゃんしかいない日常を想像したら・・・
50歳を過ぎて、思うのは残された人生をどう生きていくか。
おばあちゃんにはおばあちゃんだけのコミュニティがあるのかなと思うのです・・・
サロンみたいな場所に行っている方もいるかな・・・
コミュニティというと聞こえはいいけれど
施設？ディサービス？
こうやってカテゴリ分けされた閉ざされた空間で
（異年齢で関わることのない閉鎖的な場）
お年寄り扱いをされて
おばあちゃんとおじいちゃんしかいない日常を想像したら・・・
実際に
私の母は今、老健で生活をしていて
面会に行くとぼーっと前だけを見て座っているご年配の方もたくさんいるんです。
そんな張りのない毎日が、私の未来に待っているのだとしたら
ちょっと怖い。
それは避けたい！！
ほんの少しでも誰かの役に立てる私でありたいし
刺激的で生きている実感が欲しい。
大声で笑っている人生がいい。
ご年配の方が小さな子どもに出会うと
パッと表情が明るくなる。
ただそこにいてくれるだけで回りを明るくする子どもたち。
子どもが大好きな私がかなえたい夢は
すごーく高齢になってからも
縁側で地域の子どもたちが元気いっぱい遊ぶのを
満面の笑みで眺めている未来です。
自分の人生をつくる
今いる場所（今の環境）の延長線上に自分の未来がある。
今に納得がいっているならばそれでいいだろう。
でもそうじゃないとしたら・・・
自分が生きたい世界を自分でつくらないと
人にゆだねていては実現できるかさえもわからない。
だから・・・
隣の人のことにちょっと関心を寄せることができ
自分を活かすことのできる空間を今から創る。
それは私と同じように思うけれど
行動できない人の思いも集めて
ふらっと誰もが立ち寄れて気軽におしゃべりができる
安心安全な場づくり。
子どもが大好きで人との関わりが楽しく
笑顔を見ていることに幸福を感じる私の夢は
同時に誰かの夢でもあると信じています。
その未来を一緒につくる仲間を絶賛募集中です！
#かなえたい夢 #理想の未来 #少子高齢化 #居場所の重要性
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