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最後のポルトガル料理~大学講師に英語の発音について相談してみた~

こんにちは

今週は最後の週ということもあり、友人との約束が珍しく多いです。今日はのオーストラリア人クラスメートとポルトガル料理を食べにランチへ行ってきました。彼は夏のインテンシブコースから一緒で半年以上の中です。コインブラは留学生が多く人の出入りがあるのでせっかく仲良くなってもすぐに分かれてしまうこともしばしば。友人はポルトガル語を学ぶ生徒であると同時に、コインブラ大学で英文学とジャーナリズムの講師をしています。私からするとクラスメートなのでフランクに話しますが立派な大学の先生です。

今日はまだ食べたことのなかったコインブラの伝統料理のシャンファーナを食べに行くことに。

シャンファーナとはヤギまたはヒツジ肉を赤ワインやにんにくなどで煮込んだ物であり、じゃがいもと青野菜と一緒に食べます。ナポレオンが18世紀にポルトガルそしてコインブラに侵攻してきた際、食糧が不足していたのですが、古いラム肉と赤ワインがあったため、組み合わせて生き延びようと作ったものが現在のシャンファーナのもとになっているそうです。(諸説あり)

今日訪れたお店はバイシャ地区にある。一見お洒落な感じではないですが、地元客に人気で常に人でいっぱいです。

お目当てのシャンファーナと野菜スープを頼むことに。ポルトガルの伝統料理の一つとしてCaldo Verdeというスープがあるのですが今回はなかったので野菜スープに。そしてワインを注文しました。

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美味しく前菜のスープを飲んでいると、伝統的な黒い壺(Caçoila)に入ったシャンファーナが到着。そしてワインはなぜか2人なのに瓶できました。
見た目はやはりそこまで食欲をそそりませんが実際はどうなのでしょうか。一口食べてみると美味しい。大好きとまではいきませんが(笑)ワインの味のしみ込んだスープが美味しいです。

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勿論料理はおいしいのですが、今日の中心はおしゃべり!2人でご飯を食べるのは夏ぶりなので積もる話が。まずはクリスマスどう過ごしたかや今回のセメスターの愚痴などを話していました。

帰国前に彼とどうしても話したかったのは、「英語」について。私は高校の英語教諭免許を取得予定の為、今年6月に母校に教育実習に行く予定です。それまでにどうしても直したいのが「英語の発音」。私はインターナショナルスクール出身でもなければ英語教育に関して英才教育を受けてきたわけではありません(今までに20か国以上に渡航経験があるのですが、それとこれとは話が別です。)

今日までに少し発音を勉強して彼に相談しようと思っていました。(彼はお金をもらって英語を教えているのに美味しいご飯を前に無料で助けてくれて本当にありがたい話です)
ポルトガル人の英語の癖はthとtの混同。なのでhow many tree?と聞いてthree treeと答えてもらうのをやっているそうです。日本人への指導経験はないそうですが、おそらくrとlそしてvとbの混同があるそうです。
有難く指導いただきましたが謎にできてしまう・・・・・もう!こんな時に無駄にできなくていいのに!せっかくのチャンスがという感じです(笑)
おそらくですが、1単語だけだと意識するのでできるのですがフレーズになるとうーんと言った感じ。

褒められてしまって嬉しい反面もやもやしてしまいました。ちなみに日本の発音教育について聞かれたのですが、ほとんどした覚えがありません。IPAもまだ私はわかっていません。「英語の先生になるのに発音のテストはないの?と聞かれたのですが残念ながら今のところはありません。
だからといって必要であることに変わりはないので、6月に教壇に立つまでになんとか形にしていこうと思います。オーストラリア出身でイギリスの市民権を持っている彼はアメリカンEnglishに対してマイナスの反応。「イギリス英語を聞かないと」と熱弁していました。

zoomで授業するよといってもらったのですがそんなそんな、大学の先生にタダでやってもらうのはおこがましいです(笑) 私が将来先生になった時にはテストしてもらおうと思います。

デザートも食べたかったのですが、もうお腹いっぱい。ポルトガル人らしく?最後はカフェラテを飲んでおしまい。気づいたら3時間ほど話していました。あっという間でしたがとてもいい時間になりました。素敵な出会いに感謝して、これから英語を頑張ろうと思います。

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