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太陽光発電はお得か?生活して4ヶ月半での計算をしてみました

私の家では太陽光発電を設置しました。
設置に関わるトータルコストが2,412,300円(税込)です。
設置したものは長州産業の340w×30枚 10.2kw。

生活を始めて、4ヶ月半の実績がでたので、こちらの内容を元にどれくらいお得になるかを予測計算してみました。
10月と11月、3月と4月はエアコンを使わない可能性を考慮して6月の実績で、12月〜1月は暖房を使うことを想定して7月の冷房をいれていた実績で予測計算してます。

買電量
売電量

上記の電力量を取りまとめると以下の表になりました。

月別消費電力

電力量を年間にまとめると以下の表のとおりです。

年間消費電力割合

お金の面で計算すると以下のとおりになりました。
①買電料金:2,371kWh✕36円(買電平均料金/kWh)=85,356円
②太陽光発電 使用電力料金:3917.4kWh✕36円(買電平均料金/kWh)=141,026円
③太陽光発電 売電料金:10,571kWh✕16円(売電料金/kWh)=169,136円

①と②が実質1年間で使用が予測される電力量と電気料金です。
九州電力には①を支払っていて、③を買い取ってもらっているので、
実質年間収支は③169,136円−①85,356円=83,780円
と年間では83,780円の電気代がプラスになる計算です。

売電は10年間1kWhあたり16円で買い取っていただく契約で、11年目からは自宅で消費しないといけないので、このタイミングで蓄電池設置も改めて考えたいと思っています。(今は蓄電池の設置費用が何百万もするのであまりメリットがない。10年後に大幅に安くなっているといいのですが。。。)

ということで、10年間の電力収支は83,780円✕10年=837,800円

10年間での計算を今一度おさらいすると
(1)太陽光発電設置コスト 2,412,300円
(2)太陽光発電 使用電力料金10年 141,026円✕10年=1,410,260円
(3)電力収支 837,800円

2,412,300円(1)-1,410,260円(2)-837,800円(3)=164,240円

ということで10年ではまだ太陽光発電でのメリットはマイナス収支になりますが、11年目から収支はプラスになってくるのかなと思います。ただ、ここには売電料金の税金関係、太陽光発電のパワコンの交換費用(耐用年数10〜15年)、10年目以降の蓄電池設備設置費用などは含まれていないので、そのあたりも計算すると単純に11年目で収支がプラスに転じるということもなさそうです。

こちらはまた実際に1年経過した際に実数で計算をしてみたいと思います。
計算がおかしい、このあたりの費用を含めたほうが良いよというご意見があればぜひ教えてください!

長文をご拝読いただきありがとうございます!

2024.10.23追記
コメントいただきましたので、追記です。
当家ではエコキュート370Lを採用しておりまして、午前10時に時間設定で給湯が始まります。オール電化でガスの契約がない分、ガスのランニングコストの支払いがない点は節約ができているかなと思います。