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月の牢獄 (66)

月の光の注ぎを受けて 芽吹いた粒が 花を開かせる
ひとの目をぎょっと奪うよう 極彩色に咲き誇る その花々は
世界に一つの花でなく 星の王子さまが庭園で出会ったバラたちみたい
ユニーク無二をみいだせない それは画一的な、 平面感

思い出すのはなばなの里 あのごうせいな なのに感動のかのじも
生じない、 何百万個かの電球を用いたクリスマスのライトアップみたい

ぎらぎらしているのになにもない あるのはぎらめくその空虚さと
空虚さを、 これでもかと見せつけられる ごやごやした動画のつづき
それをミュートにして見ているような そこにあるのは 平坦な静けさで 

11月、 集合意識の動きはどんなであったか

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1,068字
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髪の毛一本の道

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いつもこころに太陽を。 ときに毒づき、 ときにハードボイルドに。 闇の魔術に対する防衛術マガジン。 真の自分を生きる道での 「必要の部…

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