月の牢獄 (50)
誰かの浮き輪をうばってでも おぼれて沈むことから逃れようと
端が見えない巨大な川の流れの中で 上下にうねる濁流にもまれながら
自分は泳力も浮力も失いながら それでもなにか 掴むものをと
掴むもの それは ひとの魂
失ったものは 自分の魂
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誰かの浮き輪をうばってでも おぼれて沈むことから逃れようと
端が見えない巨大な川の流れの中で 上下にうねる濁流にもまれながら
自分は泳力も浮力も失いながら それでもなにか 掴むものをと
掴むもの それは ひとの魂
失ったものは 自分の魂
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