月の牢獄 (1)
2019年9月頃から翌年5月頃までの、 最後に思う 「はないちもんめ」 以降、 そのときから 2年のあいだ続いた、 自分が自分に向ける 〈お試し〉、 全体における 〈意識の振り分け〉 あるときから、 はないちもんめの振り子は振り切れ、 ルーレット化した回転は、 2021年の冬至には、 それぞれ個々の表明によって、 かかかぴっと 指の先で止められて、 ひとつの答えに着地した。
マラソンならば 競技場に戻ってからの、 残る力を振り絞り走り切る、 冬至へと至る、 その最後の期間のすさまじさ、 ルーレットであり、 洗濯機のぐるぐる回転の容赦のなさ、 そうして目にした現実に それ以上の激しさも、 それ以上の厳しさも、 今後、 あるのかないのか、 あるならば、 どれほどのものになるのかなんて、 想像がつかないままに迎えた、 2022年という年は
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