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振動

兵庫県知事定例記者会見 今回も "個" の不在 圧巻だった

斎藤氏と記者さんとのやりとりは 質疑への応答ではなく、 対話でもない
空疎な斎藤氏の返答に、 誰よりストレスを感じているのは彼自身に思える
心のなさが抑揚のない声によって示される 通り一遍の言葉の羅列に対して
彼の目線やからだの動きは 声のようには抑揚をおさえられず
波打ついらだちが 表情やその顔色から びしばし伝わる

不安と恐れと怒りとがぐるぐるにまぜあわされるストレスしかない
なんで それでもそこにいようとするのか いつづけようとするのか

どれだけ鋭い記者からの質問であっても かみあわない返答をくりかえす
支離滅裂さ上等で 自分を正当化することしか頭にない 彼の言葉は
その彼が抱えているものというのは それはひとの命にまさる重みをもった
ものなのか それとも突き抜けた空虚さがそこにあるのか わからないけど
今日の会見 なんらかの極度の依存症にあるひとの それにしがみつくとき
のような目を 彼はしていた

そしてそのことに彼自身はすこしの自覚もないであろうこと
ただただ自分を正当化することにしか目が向かないでいることも
抑圧しきれない感情エネルギーのうねりに思った

問題は そうした彼の自己中心的な自己愛の強さにあるのではない
問題は その彼が県知事の職に依存しているということで

依存症は 本人が自己への向き合いなしにそこから脱することは難しいけど
それでいくなら この問題は 民意によってその依存を断ち切ることは
できるということ その民意が県警も動かせば 石破さんの 国会答弁 にも
つながるように そこには個々の表明によって開ける希望があるということ
それがいまは兵庫の混乱にかぎらず 命を切り捨てる法案にストップの声が
一部のひとでなく 個々それぞれから上がるようにもなっているみたい

11月のぎょっとは そのぎょっとは共振し 土中へと染み込んで
作物を育む畝となるよう 無耕作の土 個々の意思の手で掘り起こされる
地層の奥から地表へと ひとの意識の隆起が起こる音が 聞こえ始めてる

その隆起が 周囲のがちがちの土壌に酸素を送ることになり
それは その土にとって 水と太陽の染み入りを全身にわかる
その変化の機会になることあれば ほんとういい

 


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