月の牢獄 (25)
苦しみの出所を、 自分自身に見ようとせずに
自分の内にある問題を、 他者に投影し、 困難さの理由を外へと置き換え
自分には問題ないよう、 他者のせいにしここまで切り抜けてきたひとも
あるままが、 あるままに現れ出る なにも隠すことできないときにきて
夏の暑さに全身ふき出す汗みたい、 意思による制御や抑制きかなくなった
内なる葛藤の放出は、 見ないふりしようにもあふれでる 目ににじむ汗をうけ
問題は自分自身にあることを、 いやでも自覚するようになる
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