人を納得させるものがあるか?
自分の中には、どんな稼ぐ能力があるかを考えていた。
仕事に対する対価をもらうには、相手にその仕事の価値について納得してもらう必要がある。
自分には相手に納得してもらえるだけの何かがあるだろうか?
その何かを考えた結果、何となくだが、
それは、多分周りの人から褒められることやスゴいと思われたりすること、この人はこれが得意だよねと客観的視点で思ってもらっていることであり、自分自身ではあまり大したことだと思っていないことかなと考えた。
例えば、PCの修理が得意だとする。
好きでもなければ、嫌いでもない。ただ、ずっと黙々と続けることができ、没頭することができる。
部品の設置、交換、システムのインストールから何から試行錯誤し、分からないことがあれば、ネットなどで調べながら黙々とやっていく。
これは自分の中では、ただ苦なく続けることができることの一つであるだけで、特別なことだと思ったことはない。
ネットで調べればできるし、この能力で稼ぐということを考えたことはなかった。
だが、周りを見れば、IT・PCに疎い人が多く、何となく自分が当たり前にやっていることに対して、すごいと思ってくれる。
そして、その人たちは自分ではできないと思っている。
これはもしかして自分の強みになるのかなと初めて思った。
もし、何かこれがやりたい!と思う何かがあっても、それが自分にとってスキル習得のハードルが高かったり、とても苦労をしなければできないことであれば、向いていないかもしれないし、稼ぐところまでいかないかもしれない。
苦労をしても努力をして、掴み取るということも大切だとは思うが、好き嫌いは別として、自分が努力を努力と思わずにできることが、自分の「稼ぐ能力」に結びつくのでは?と考えた。
そして、それを人を納得させるものまで昇華できるとしたら、それはもう立派に稼ぐ能力だ。
まずは自分自身を客観的にもっと深堀してみよう。