メイシア入り荒野ビショップ構築紹介&千葉GPレポ【シャドバエボルヴ】
皆さんこんにちは。あるです。
エボルヴのnoteは1年と4ヶ月ぶりになります。
(↓その時の記事)
今回はかなりお気に入りなデッキができたので構築紹介(≠解説)と上の記事にあるくらいの簡単なGPレポを書いていきます。
GPの前に書く部分、後に書く部分あるので、目次から興味がある所に飛んでもらえればと思います。
また、「」で囲ってあるカード名はクリックするとエボルヴ公式サイトで効果を確認できるようになっています。こちらも是非活用してみてください。
この記事を通して一人でも多く荒野ビショップ使いが増えてくれたら嬉しいです。
GP前パート(構築紹介)
使用構築
持ち込み意図
結論から言うと自信を持って使えるデッキがこれだけだったからです。
荒野ビショップは自由度が非常に高いデッキです。
新弾発売直後、実際にこのデッキを触った時には「このデッキを自分の納得できる形に完成させたい!」と思い、しばらくこのデッキのみをこねくり回していました。
GPへのデッキを考えた時に、環境に合わせて自分が使いやすい構築を組めるのが気付いた時には荒野ビショだけになっていました笑
消極的で情けない理由ではありますが、自分の納得できる形を作れたのでそこは胸を張ってデッキ登録できました。
この構築の強み
メイシアが入っているとはいえ基本的なイメージは一般的な荒野ビショップと同じです。
「アンヴェルト」のカードパワーが高く、6ターン目の出力は全デッキ中でも最上級で、そこで得たアドバンテージを使って押し切るデッキです。
前寄せではないですが、それでも見た目以上に攻撃的なデッキです。
メイシアはあくまでも初見殺し込みのサブプランです。
展開的に相手へのダメージを稼げていない時に、相手の盤面を無視した強気な無謀なリーダーへの特攻行為を抑止してくれ、勝ちを拾ってくれるカードだと思っています。
メイシアを採用することで「ダーティプリースト」のようなただ盤面をとって時間を稼ぐ行動にも意味が生まれてきます。
また、簡単に決まるものではないですが「白牙の神殿」を後3に置くことで後攻6ppでメイシアが疾走します。神殿効果で出る「セリーナ」と合わせると大体12点くらいは出ます(盤面に元々乗り物があればその分も追加で出る)
先行での攻撃力はそのまま、後攻や展開的に後手になった時でも1つのゴールを目指してプレイできるのがこのメイシア構築の強みです。
採用カード紹介
これらのカードはメイシア構築に限らず荒野ビショップを組むならほぼ確定で入ってくるカードなので説明は省きます。枚数は構築に合わせて変える場合もあります。
(個人的にメインデッキ全て3枚、進化後2枚は何があっても抜けないと思っている)
ここからは自由枠カードの解説です(紹介はコストが低い順)
○ジェムストーン・ウィンギー
1+2進化でとても柔軟なサーチができます。4でセリーナを置きたいならセリーナを、墓地からアンヴェルトを再利用したいならアズライトメイデンをといった具合でその場に合わせたサーチをできるのが強みです。ただし、メイシアのサーチには注意が必要です(詳しくはメイシアの解説で)
また、1コストの守護としても侮れない1枚でこの守護で相手のリーサルや盤面処理のハードルを上げることができます。
○アズライトメイデン
ビショップのカードにはほとんど信仰がついているのでこちらも状況に応じて柔軟に動ける1枚です。
アンヴェルトの進化後が3枚なのはこのカードがあるからです。
こちらもウィンギー同様守護が偉いです。
○戦巫女 タギツヒメ
先行後攻、序盤中盤問わず役割がある便利カードです。
先2では白牙の神殿やセリーナを引く確率を上げられ、
後2ではEPを使い盤面処理を、
中盤以降は山上にあるカードパワーの低いカードを下に送ることができます。
ドライブ獲得後のアタックではドライブチェックが入るので、出したターンにアタックする場合はそこで見せるカードも考えながら山札を置きましょう。
自分はうっかり欲しかった神殿をドライブチェックで山下に送りました。。。
このデッキで唯一、信仰を持たないビショップフォロワーでもあります。
○粛清の英雄・メイシア
基本的には先9後8で疾走するのであくまでサブプランです。
ただ先述した白牙の神殿から出るセリーナの攻撃時pp回復を使得ことで、その手前のターンで疾走できることもあります。
セリーナのサーチ対象であるのもgood
このカードを使うことが多いのは対ナイトメアです。
ただ、ナイトメアは「デッドペナルティ」や「夢のささやき」といったクイックや「カムラ」といった守護が採用されているケースも多く、存在がバレると容易に対策されてしまい一気にメイシアを使いにくくなってしまいます。
なので出来るだけサーチで見せることは避けてプレイすることが必要です。
相手が隙を見せたタイミングで一気に奇襲をかけましょう。
○粛清の一刀
メイシア疾走に欠かせないスペルですがシンプルに3コストの確定除去としてデッキを支える一面も多いです。
相手の先3「エンシェントアルケミスト」や先4「ナハトナハト」といったこれまでは出てくるだけで負けが濃厚になるカードへの回答になってくれます。
メイシアと共にこのデッキの弱点を補ってくれる1枚になりました。
こちらもメイシアと同様、ナイトメア対面ではなるべく見せたくないカードではありますが一刀が明らかに強い場面では使っちゃいましょう。
○白牙の神殿
アグロ構築では抜けていたりするので自由枠としていますが個人的には荒野ビショップをするなら3枚必須のカードだと思っています。
このカードを3で置けるか置けないかでこのデッキの勝率が大きく変わってきます。
置くターンには盤面干渉できないので気が引けるものの3ターン後にアンヴェルトが全てをひっくり返してくれるので勇気を出して置きましょう。
基本的にはセリーナを出して擬似的な使用可能pp+2という運用がメインですが状況に応じてアズライトメイデンや「バニッシュメントスナイパー」、「リボルバーイーグル」を出す時もあります。
3ターン目に置くときしか強くないと思われがちな1枚ですが、7ターン以降におけば3ターン後に12pp使用可能となり、一刀とメイシア進化疾走を同時にプレイできたりします。
荒野ビショップはデッキのほとんどが3コスト以下のカードで構成されているので中盤以降もくっつき方次第で無難に置ける時もあります。
地味ですがエンドフェイズ時の1回復が優秀で助けられます。
○ピアッシングエンジェル
1ターン早く出せる処理が控えめになったアンヴェルトみたいなカード。
処理打点を3-3と振り分けて多面処理をしたり、スタッツの高いフォロワーに6点を集めて取ることができるので環境の中心にいる各デッキに対して刺さりがいい1枚だと思っています。(しかもリーダー3点のおまけつき)
相手からするとアンヴェルト同様体力6の処理が容易ではないので1体で盤面の圧を作ることができます。
本当は進化後も2枚入れたいのですが枠の関係上1枚のみ、2枚目を引いたら己を恨みましょう。
不採用カード紹介
今の40+10枚の形になるまでに試したカードで結局不採用となったカードとその理由を簡単に紹介します(順不同)
神の盾・ブローディア
出せれば強く1枚でフィニッシャーになるが荒野ロイヤル、かげろうの使用率が伸びるにつれて勝つにしろ負けるにしろこのカードが出る前に勝負が決まることが多くなったのでピアッシングエンジェルにその枠を譲りました。
このデッキとの噛み合いはいいと思うので環境の流れ次第では入れたいです。
ワンダーコック
ブローディアが抜けるにあたって、相対的に評価を落として抜けたカード。
ナテラの起動効果で手札にある粛清の一刀を捨てるなどオシャレな運用やファンファーレの1回復が役に立つ場面も多かったので枠があったら採用したかったです。
自由なる冒険者(進化後)
暇な時に進化してラスワで乗り物をばら撒けます。
これもブローディアが抜けるにあたって、乗り物をばら撒く必要性が薄れたため他に進化枠を譲りました。
相手は警戒してくれます。
〈運命の輪〉・スロース
乗り物を置くカードやアズライトメイデンと組み合わせて低コストで確定除去ができる1枚だが、1枚で除去できる粛清の一刀を採用したことで押し出される形で不採用になりました。
スロースはあるのにEXに置くカードなくて取らなきゃいけないフォロワー取れないのが虚しすぎる。。。
放浪する料理人
2回復、荒野回収どっちも偉くはあるが中途半端さが否めない惜しい1枚。
回復したいなら別のカード、サーチしたいならウィンギーでいいことが多いです。
ウィンギーでサーチできないアンヴェルトやバニッシュメントスナイパーを持ってこれる可能性があるのは魅力ですが、持ってきたターンにそのカードを進化できないのも惜しいポイントです。
ヘブンリーナイト
先5でファンファーレ条件を満たせば最強格な1枚ですが、後手だとしばらく出番がない点と盤面に触れない2点が大きなネックです。
荒野ロイヤルが流行して、後4でナハトナハトを出されると先5でヘブンリーナイト出しても箱詰めされて終わり、という場面が増えて完全に抜けました。
マッチングも含め上振れを狙う方にはおすすめです。
マリガン意識
低コストのカードが多いので、初動の有無というよりはキーカードがあるかどうかを意識してマリガンをしています。
先行
単キープ:白牙の神殿、セリーナ
どの対面であってもこの2つがあるかどうかでマリガンしていいと思います。
セリーナを持って来れるウィンギーも持ちたくなりますが3ターン目の白牙が理想ムーブとなるのでマリガンして大丈夫です。
ちなみに3ターン目までに白牙かセリーナを引ける確率はマリガン込みで83%です。
後攻
A.なるべく単キープ:白牙の神殿、バニッシュメントスナイパー、セリーナ
B.対ロイヤル:タギツヒメ、粛清の一刀
B.対かげろう:ヘイヴンファイア、タギツヒメ、(ピアッシングエンジェル)
B.対ウィッチ(秘術想定):粛清の一刀、(ピアッシングエンジェル)
シンプルな先行時と異なって後攻は少しパターンが出てきます。
ロイヤル、かげろう、ウィッチ以外相手は「Aのカード1枚以上+2コス以下のカード1枚」で持っていいと思います。
一方でロイヤル、かげろう、ウィッチ相手にはBのカードを優先しています。
(ピアッシングエンジェルはあるとキープの基準を少し下げていますが序盤の動きがない時は返しています)
先後選択
全対面、24時間で先行です
かげろうを除く全てのデッキに対して先行を取ることで有利になります。
特にロイヤル対面は先行取ったもん勝ちな雰囲気すら感じます。相手のハンドが弱いことを祈りながらタギツヒメやバニスナで処理をしてアンヴェルトターンになんとか繋ぎましょう。
GP前大会結果
(9/5 個人CS 予選3-1 決勝トーナメント1勝、3位)
(9/8 チームCS 予選1-3)
ーーー構築変更ーーー
9/11 ショップ大会 2-0
9/12 ショップ大会 3-0
9/18 ショップ大会 1-2
上2つのCS大会時は構築が少し違うのですが今の構築でも勝ち負けあまり変わって無さそうなので参考として載せておきます。
今の構築にしてからはタイミングが合わずCS大会には出れませんでした。
ショップ大会では手札に恵まれたこともあり、環境トップメタと呼ばれるデッキに対してもいい成績を残せることができました。
明日のGP本番でこのデッキがどこまで出来るかは自分でも未知数なところはありますが、落ち着いて1つ1つ自分のやるべきことをできたらいいなと思っています。
明日は先行たくさん取って勝つぞーーーーー
(以下はday1終了後に書いてます)
Day1
対戦結果
ちょっっっっっっっっと先行無さすぎました、、、
トップメタのデッキ達にも先行を取ってしっかり勝てることを示したかったんですけど現実はそう甘くなかったですね、、、
負け試合振り返り
対ロイヤル2試合は正直言うことないです。
先行を取られ、タギツヒメとバニスナは噛み合わず(引けず)、一方的に殴られて2回戦では先5、4回戦では先6に試合が終わりました。
アンヴェルトを出すに至らない悔しいゲームでした。
一方で5回戦の対かげろうは手札の噛み合いがよく、理想に近い進行が出来ました。
ただ、先6のアンヴェルトチャンスでアンヴェルトが来ず、そこからも対等な殴り合いが続きましたが後8でこちらが先に力尽きてしまいました。
対かげろうは毎回「次のターンがくれば、、、」という試合にはなるのですがこの1ターンをデッキとして埋められる気がしませんでした。
さいごに
まずはここまで見てくださりありがとうございます。
ある程度勝ってこの構築に箔をつけたかった気持ちはあったので悔しい1日になりました。本当に
ただこのデッキと向き合った1ヶ月はとても楽しくそのデッキで大きな舞台で戦えたことは良かったです。
冒頭の方でも書きましたが荒野ビショップは自由度が高く、自分のイメージを描けるキャンバスのようなデッキです。
来週(今週)発売のシーサイドメモリーズでは相性の良さそうなカードが、次弾では荒野の強化もされます。
このデッキは変身するたびにパワーがはるかに増す•••その変身をあと2回もこのデッキは残している•••という訳です。
もしこの記事で興味を持ってくれた人がいたら荒野ビショップを使ってみてください。
セリーナとアンヴェルトが環境を制する未来を祈りつつ、この記事を締めたいと思います。
ありがとうございました!!
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