こんにちは、アルです。
これまでの研究をまとめたものを成果物としてみようと思います。
AI×幸福ホルモン×料理に例える。
これを「アル式」とし、ストーリーを実際に作ってみます。
このまま作品とすることができますし、物語を作る練習にもなります。
この記事はこんな方に向けて書いています。
▶ストーリーづくりにチャレンジしてみたいと思っている方
▶Soraの動画生成でストーリーを表現してみたい方
アル式ストーリー制作
GPTsの紹介
アル式で制作するにあたりGPTsを作りました。
先生をイメージしています。
スタートするとこのように物語の始まり方を提示してくれるので、好きなものを選択します。
使ってみる
このように具材と簡単な設定を作ってくれます。なぜ具材なのかは過去の記事を参照してください。
そして表も作ってくれるので、スプレッドシートにコピペして表をつくります。このあたりの動作が不安定なので、何回か指示しなおしています。
これらの材料をもとにストーリーを考えます。
ここからはゲーム感覚でプレイすることができます。
最低限の武器をランダムに手に入れ、そのときだけの物語を作るという意味ではローグライクのゲームをしているような感覚かもしれません。
そして、今回は生成AIに関する話題がSNSでもだいぶホットになりつつあるので、それらを取り入れ、このようなプロットを考えました。
プロット
このように提示されたドーパミン、オキシトシンの4つの具材を全て入れてストーリーを作りました。ここで全部入れるのかどうか、もしくは何か別のものを追加するのかはそのときの感覚で決めていいと思います。
今回は最初ということで全部提示されたものを使用しました。
使ってみた感覚としては、私はやりやすかったです。というのも、
・具材が決まっていること
・設定が最低限であること
この2点のおかげでどんなストーリーを作れるかイメージがすぐに沸くことと、設定が多すぎないため自分のアイデアを反映させやすいからです。
以前の記事でも申し上げましたとおり、設定は調味料です。
最初から入ってしまっていると、料理と同じであとで抜くことができません。抜こうとすると全体がおかしくなってしまいます。料理でも水で薄めたりすると全部の味がかわってしまうから、どうしようもなくなってしまうことがありますよね。
うまく使えれば料理は最大級に美味しくなり、分量や使うものを間違えると具材の味を損なってしまいます。
なので、あまりたくさん提示されると使うのが難しいんですね。最低限の方が楽です。物足りないと感じればあとで足せばいいのです。
作ったプロットを貼り付ける
これをゼル先生に貼り付けます。
すると先生が10項目に基づいて採点をしてくれます。
このように10項目を10点満点、合計100点満点で採点してくれ、改善点も教えてくれます。
ちなみに厳しめに評価してくださいと頼めばやってくれます。
私の感覚だとだいたい80点くらいでいい感じのストーリーになってると思います。これを割るとなにかわかりやすい弱点があったりします。あくまで参考程度ですが、客観的なフィードバックとして活用することができます。
そして、ストーリーをあらためて表形式にしてもらいます。
それを貼り付け、間違っているところを修正し、調理番号を手動で入力します。調理とは具材を美味しくするためのシーンのことです。
この表とさきほどの採点を照らし合わせるとこのストーリーの改善点が見えてきます。
それは、ストーリーの立ち上がりが遅い、という点です。
これはショートショートなので、そこまで大きな弱点にはなりませんが、シーン番号1~4までほとんど視聴者の感情が動かないです。
なので、これを改善したければ何か印象に残る始まり方に変える必要があるということですね。これはローグライクでいう何階まで辿り着きましたとか、今回はAランクでした、みたいな評価と似てますね。
はい、ということで今回はこれで終わりです。
これまでのGPTsでは簡単にストーリーを作ってくれる自動化というところに焦点を当ててきましたが、今回は手動を楽にするという観点でつくってみました。ちょっと動作が怪しいんですが(GPTsつくるの下手w)、もしよかったら使ってみてください。
ちなみに自動化についてはこちらの記事を参照してください。
今回作ったストーリーを「Sora」で動画にできないかな~なんて妄想しています。怖くもありワクワクもするSora、けどやっぱり楽しみですね。
ではこのへんで終わります。ご覧いただきありがとうございました。もし面白いと思っていただけたらスキやフォローお願いします!