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クシャミのもたらす可能性を考察する回

タイトル通りクシャミであるが、本稿をご覧になっている方でクシャミをしたことのない人はいないと思う。当たり前の事を確認するようであるが、男も女も原始人も現代人も、日本人であれ中国人であれ、インド人、アメリカ人であれ、人はクシャミをする。人間だけでなくチンパンジー やオランウータンや犬や猫だってもれなくクシャミをする訳である。つまり生理現象としてのクシャミは、動物的側面に基盤を持ち、生物とカテゴライズされる種全体に広がりを持つ普遍的現象である。

本稿が、花粉症に苦しむ人々にとって、ある種の一助となれば幸いである。


【クシャミとは?】
鼻腔から空気を取り込む際、空気中の埃や菌が鼻腔内に侵入し、粘膜が物理的、或いは科学的に刺激され引き起こされる現象。
埃等が粘膜を直接刺激する物理的刺激と、
特定の化学物質や、刺激物が鼻粘膜にある受容体と結びつき引き起こされる科学的刺激とに分けられる。
その刺激が粘膜の知覚神経である三叉(さんさ)神経を介して呼吸筋に伝わり、呼吸筋の緊張が高まり、ピークに達した段階で、空気が吸い込まれ、その直後に緊張が緩んで気道から空気が勢いよく押し出される現象である。
(例) はくしょん
はくしょんちきしょう
ぶえっくしゅん 等


花粉症等のアレルギーを持つ人々にとって、クシャミによるストレスは相当なものではなかろうか。
かく言う筆者も、幼少期から花粉症に悩まされている一人である。症状が酷い日等、一日に何回クシャミをすることだろう。更に筆者は腰部に不安も持っているため、そのストレスたるや計り知れないものであるのだ。しかしながら、クシャミに嘆いてばかりいる訳にもいかないのである。
そう考えた筆者は、クシャミのある側面にスポットライトを当て、考察してみた。
以下に記すのは、科学的根拠に基づいた考察である。

【クシャミを化学する】

クシャミ一回で100万粒から200万粒もの唾の飛沫が1~3mの飛距離で飛び散るといわれている。その初速は時速300㎞以上。猛烈な威力である。
ちなみに秒速で換算すると(単位はmとする)
30000(m)÷3600(秒)=83.3333....
秒速約83m。


台風かっ!

当然、エネルギーの消費も莫大なものなのだ。
その消費量たるや、クシャミ一回で約4kcal。
100mを全力疾走するエネルギーに匹敵する訳である。前項でも触れたが、筆者は酷い時になると、日に3桁以上のクシャミをするスペックを持っている。
仮に一日100回として計算してみよう。

100(回)×4(kcal)=400(kcal)

一日の推奨摂取カロリーが
成人男性であれば2200~3000kcal
成人女性であれば1400~2200kcal
だという。(農林水産省発表のものによる)

クシャミ100回で一日の摂取カロリーの約4~5分の一
のカロリーを消費できる計算である。

1kgダイエットするのに必要な消費カロリーは
7200kcalだという。
脂肪1gは9kcal。
一見9000kcalの消費が必要にみえるが、人間の脂肪は
「脂肪細胞」として蓄えられるため全てが純粋な脂肪ではない。内訳として80%は脂質(純粋な脂)、20%は水分や細胞を形成することから、これを踏まえて計算すると
9(kcal)×1000(g)×80(%)=7200(kcal)
仮に1ヶ月単位で考えると、一日あたり240(kcal)
となる。


一日で400kcalの消費。


やりましたね!


これであなたもガリガリです!


ひゃっほい!!!


クシャミダイエットの効果ったら半端ない訳なのだ。


一方で、クシャミによるギックリ腰や疲労骨折(肋骨)
なども報告されている。
くどいようであるが、筆者は腰部に爆弾を抱えている。そんな訳で、クシャミ等したくないというのが本心である。

以上のことを踏まえて考察した結果、得られた回答を以下に記してこの論文を締めくくろうと思う。


【花粉症等アレルギーをお持ちの皆さんへ】














薬を飲もう。


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それではさよおなら。


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なんだかズビバゼン。。。