コインパーキング
今日はね、駐車スペースのないお客さまのところへ仕事に行ったんですよ。
まあ、近くにコインパーキングもあったし、安心して仕事してたんですね。ほら、最近は駐禁が厳しいじゃない。
すぐに緑色の制服着たおじさん達が見回りに来ちゃうじゃないですか。ホント、へたなところに停めてたら安心して仕事も出来ないご時世じゃないですか。そんな状況じゃ集中して仕事もできないですよね。
でもね、今日は安心。
だって、コインパーキングに停めたんだもん。
こんな日は、良い仕事が出来ますよね。実際、効率の良い仕事が出来て、思っていたより早く仕事を終えることが出来たんですよ。でね、気分良く挨拶をしてお客さま宅を後にしたんですよね。
ところで、今日車を停めたパーキングは、車一台につき精算機が一台あるタイプだったんですね。最近じゃ珍しいよね。大体が出口に精算機があるタイプか、駐車番号を入力して精算する集中精算タイプじゃないですか。でもね、今日のパーキングは単体精算式。車の後ろに精算機が一台ずつあるタイプ。それでね、600円の表示が出てたから600円入れたじゃない。そしたらさ、ロック板が下がっていく音がするわけ。分かりますかね。ロック板が地面からウィ~ンって上がってくるタイプ。それがねウィ~ンって下がっていく音がしたのね。ウィ~ンって。それでね、振り返ったらさ
隣の車のロック板が下がってましたよね。
隣の車の料金払ってましたよね。
自分が怖くなりましたよね。
この悔しさはどこにぶつけたらいいんでしょうね。
自分の分は400円でしたよね。
【ドキュメント24時】