Life is Art
No.14
きょうは、朝のヨガクラスが終わってから、また手縫いで服を縫っていました。
実は昨日も、余っていたウールの生地でショルダーバッグを縫っていました。↓
裏地と紐はリネンです。
とにかく、時間があれば、毎日何かを作っています。特に手縫いが大好き。
柔らかい生地をゆっくりチクチク縫っていると、とっても穏やかな気分になります。これは私にとってひとつの瞑想です!
淡いピンクグレーのリネンで、今日出来上がったブラウスはこちら↓
子供のスモッグみたいだけれど、着るといい感じなんですよ。
麻は、夏の素材のように感じられますが、空気を含んで暖かいので、秋でも冬でも、重ね着には向いています。
手縫いで作ると、柔らかい仕上がりになりますし、裏もジグザグミシンの始末とは違い、袋縫いや折り伏せ縫いにするので、裏返した時も綺麗です。
私は、自分で手縫いの服を作るようになってから、既製の服を購入するときに、裏返して、始末の仕方や仕上げの綺麗さを見てから買うようになりました。
よく見ると、いい服は、やはり裏も綺麗な仕上がりです。
ソーイング以外にも、日々パンを焼いたり、お菓子を焼いたりしているのですが、どれもシンプルなものばかりです。(面倒くさがりだから)まずはいつも、「今、家にあるもので何かできないかな?」というところから、私の手作りは始まります。
山に住んでいるので、わざわざ買い物に行くのは面倒ですから。。。(本当に、とても面倒くさがりです)
これはよく焼くリンゴケーキ↓
お砂糖を入れずに泡立てた生クリームを添えていただきます。
手作りが本当に好きなのですが、手作りって、やはり結果ではなくて、その過程、プロセスが楽しいのだと思います。
出来上がったものを買ってくるのとは全然違う喜びや楽しさを味わうことができる。。。それは、なんだか生き方と通じるのではないかと思ったりして。
先日、ヨガのセミナーの時にお話ししたことを思い出しました。
そんなお話をしました。
「今を生きる」
それは、本当に「この瞬間」というピンポイントの「今」を意識的に生きるということですから、今、宇宙が差し出してくれているギフトを見落とさず受け取る生き方です。目が覚めていないとできません。
頭の中で、心配事や、昨日のことなど考えながら、駅に歩いて行くのと、道端に咲く花を見つけて立ち止まったり、可愛い猫を観察したり、空の色が変わって行くのを見たり、道を聞かれた人に、丁寧に説明したり、微笑んだりしながら駅に着くのとでは、豊かさが全然違います。
でも私たちは、早く駅に着くことの方に矢印を向けてしまいがち。
「あなたたちはみんな、人生のゴールである死に向かって急ぎ足で歩いているようなものですよ」と、Eckhart Tolleが言っていたのを思い出します。
手縫いで服を作るときに、急いでいたら、綺麗に仕上がりません。それに楽しくありません。出来上がったものも、綺麗に仕上がっていなければ着る気にもならない。
だからこれは、私にとってプラクティスなのかもしれない。
一針一針ゆっくりと、布の感触を味わいながら、丁寧に縫っていく。
焦らず、先を急がずに。
美味しいお茶を飲みながら、窓の外を眺めたりしながら、時々休みながら。
時々ミント(ネコ)と話しながら。
そうして出来上がった服は、柔らかい仕上がりで、きっと自分の体にぴったりで、それを着るととても幸せな気分になりそうな気がします。
そんなふうに人生を生きたいな。
Life Is Art
人生の一瞬一瞬は、一人一人が描くアートです。
日々の暮らしの中にあるちょっとしたひらめき。
お庭のお花を摘んで、小さなグラスに生けたり。
古い椅子にペンキを塗ったり。
いつもと違うカップでコーヒーを飲んだり。
窓辺の床に座って、空を見ながら一人でランチを食べたり。
子供と一緒に絵を描いてみたり。
何をやっても、それはあなたにしかできないオリジナル。
生活はルーティーンではなくアートです!
では、おやすみなさ〜い
see you soon !
↓私が描いた絵本です。noteのプロフィールもぜひご覧ください。
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