Berndとの出会いと別れのお話⑥

＊story-６＊初夏のドイツそして別れ

これは、３年半前に亡くなった、パートナーのべアンドとの出会いと別れのお話の六話目です。スピリチュアルなお話を含むノンフィクションです。
今回は、ドイツの病院のことも少し書いてあります。
（是非、一話目から読んでいただけると嬉しいです↓）

Berndのはなし｜Chiho Katsuyama＊Art and Yoga｜note

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トッスンからのメッセージにすぐに気づいたわたしは、即座に返事をしました。

「すぐにチケットを取るから！」

そして、自分の仕事のスケジュールを確認し、クラスを休むことを生徒さんたちにお知らせしないといけないと思いながら、いつも予約をしている航空会社のサイトから、チケットを取りました。

娘のことを誰に頼めるかも、瞬時に考えたと思うのですが、そこも記憶が飛んでいて思い出せません。

本当に色々な人たちに助けてもらいました、感謝しかありません。

トッスンからは、「チケットさえ取れれば、こっちに来てからのことは僕たちがやるから心配しなくていい。」とまたメッセージが入っていました。

チケットが取れたと連絡すると、

「よかった。みんなで相談したんだ。千帆を呼んだ方がいいってみんな意見が一致したから。」と。

危機的な状況なんだと言うことはすぐにわかりました。