福寿走 いわきで先輩風に当てられるの巻 そしてまたまた小さなアクシデント!
福寿走は翌日の朝、須賀川「銀河のほとり」を出発して、阿武隈山地越え。
阿武隈山地は丘陵上のなだらかな山地ですが、それでも山は山。
距離も割とあります。向かう先は同じ福島県のいわき市の中心地、平(たいら)
いわき市は福島県では郡山に次ぐ人口の大都市ですが、14市町村が合併した市でもあって、市街地が分散しています。その中で海側の小名浜とともに中心市街地となっているのが平で、ここには市役所をはじめ官公庁などが置かれています。
無事いわきに到着。
いわき市平中央公園で22日12〜16:00と23日10:00〜13:00
の半日づつ展示します。
いわき在住の作家Yさんが公園を管理している団体と繋げてくれました。
公共の場所でイベントをする際の様々なハードルを知っているので、私らは公共施設での展示をほとんどしていません。今回このように繋いでいただけることは大変ありがたいことです。
福寿走の展示場所は各県1ヶ所程度にしてきていますが、福島県は震災の被害を深く受け、そして今も続いているということで、二ヶ所展示することにしました。
Yさんと懇意にしているから可能であったと思います。
到着して早速Yさんと合流、展示場所に向かいます。
町の中心部にある公園です。近くには美術ファンには馴染みのあるいわき市立美術館もあります。立派なホールと隣接しています。
先輩格のキッチンカーと並んでます。
中型トラックの本格仕様の前に、フーちゃんはちょっと居心地悪そう。
平日のなので公園利用者も仕事ついでの方が多い感じ。
買い物ついでに覗いてくれる方ちらほら。
私らに興味持ってくださる方は、個性派が多い感じ。
熱いアートファンの方が見に来てくださいましたし、
何やら不思議な雰囲気と経歴のマダムとすっかり話し込んだり。
先輩のキッチンカーのお兄さん、残ったフードを分けてくださいました!
ありがとうございます!
キッチンカーの立派な姿にビビってしまったけど、優しいお兄さんでした〜
この日はYさんと会食を楽しみました。
実はYさんとは十勝でも展示をしていただいたり、私が除染がらみで小名浜に1月半ほど滞在していた時にもお会いしてます。(この話はまた改めて)
日々の新聞という独特のスタンスの新聞の取材を受けたり、翌日の地元のFM番組の収録もYさんのはからいで用意してくださいました。
そしてなんとその日はYさんが宿泊先も手配してくださいました。
次の日も福寿走はいわき市平中央公園に来てます。
隣は評判のカレー屋さん。
軽のキッチンカー!
血統が繋がっているのでは?
他人とは思えない。
カレー屋さんには到着する前から行列。
うーん。
どんなに名品でも、カレーにはかないません。
親戚かもと思うくらい親しみを感じたキッチンカーにも先輩風を吹かれてしまいました〜
美術は、イベント、音楽、フード、観光などと並ぶと吹っ飛んでしまうのですよねー
何度かそういう経験はありましてー
お仕事を終えたカレーのキッチンカーは颯爽と帰って行きました。
なんとなくモヤる気持ちを残して、平を出発、
町外れでガソリンを入れようとして、あれ!!??
なんと給油キャップがない!
どこで忘れた?
行程を思い出せない。
須賀川を出た時か?いや、あの時は給油していない。
レシートを見返しながら思い出すが、どうもあの故障したあとのようだ。
レシートを取らなかったスタンドの記憶もある。
上田で同じポカをやっていて自分の間抜けさに呆れるというか嫌気がさしてくる。
どっちみち須賀川あたりから前にはもう取りには戻れない。
Yさんに連絡して相談してみる。
Yさんは自動車関係の仕事をしているのだ。
Yさんの仕事場に再び戻る。
部品はないし、取り寄せる時間もない。
結局応急策を施してもらって、仙台に向かって北上することに。
ひとまず走行には問題ない。
Yさんには最後までお世話になりっぱなしでした。
ありがとうございます。
(2022.6.23の記事)