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壇ノ浦で遠矢を放った浅利氏ゆかり 大月の浅利で展示!
福寿走は高山を後にして、山梨に向かっています。
小雨まじりの北アルプスを越え、三才山峠を越えて
なぜか、再び上田に舞い戻る〜
詳しくは前回に書きました。
上田から蓼科を抜けて中山道沿いに戻り、一路、山梨県大月市へ。
大月には古い友人の1人、陶芸家のTさんが住んでいて、そのアトリエを目指してます。
Tさんは異端の陶芸家で、作品はボストン美術館所蔵にもなっている超絶技巧作品。
彼女の展示を2回ほどしたこともあり、久しぶりの再会、それも楽しみ。
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甲府界隈も色々寄り道したかったけど、夜遅くなりそうなので通過で爆走。
山梨は東京から近い割にはあまり縁がなく。
夜遅くにTさんのアトリエに到着。
思い出話と展示プランについて花が咲きました。
浅利村は大月の谷合にある集落で、由緒ある土地です。
ここを治めていた浅利與市は、壇ノ浦の戦いで遠矢を放った三与一の1人とされ、その浅利氏の領地であったとか。
川を挟んだ対岸はベッドタウンの住宅街が広がり、コントラストがはっきりしています。
Tさんのアトリエは桂川沿いの谷から更に支流の谷合いを入っていったところにあります。八王子あたりから30分ほどの場所にあるとは思えないような山村的雰囲気です。そういう暮らしをしたい人には魅力的な場所です。
これまで浅利地区は外部からの移住を制限していたそうです。
それに伴って高齢化が進み、限界集落的な問題が見え始めてきたこともあり、
集落を開いていく方向に転換しつつあるのだとか。
事実、Tさんのお知り合いでこの地に移住してきて古民家を改造して住み始めている若い世代の方がおりました。(次の記事参照)
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桂川の河川敷のような場所に市のコワーキングスペースの浅利マルチベースというのがあり、そこの駐車場で展示します。
ここはTさんが集落や市と交渉して用意してくださりました。
合わせて、集落の小さなイベントを開催するとか。
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翌朝、浅利マルチベース 前での展示無事始まりました。
早くから地元の方が芋煮を準備してくださってます。
開始時間から近隣の方が集まっています。
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老若男女お越しになって、いい感じで開催されてます。
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この夜は村の方を交えてTさん宅で打ち上げをしました。
明日は小金井に向けて出発。関東入りです。
(2022.6月の記録です)