いよいよ、もうすぐ出発!
出発前の緊迫した荷造りと積み込み中です。
諦めかけていたのですが、真紀がつけた方がいいよというので再考。ちょうど展示から戻ってきたパネルがあって、それを流用すると割と簡易につけられそうということで、ギリギリまで頑張って作業をして外側のカバーを取り付けました。
外側には錆びた波板を張りました。これも解体したものをとっておきました。普通ならサビや腐食で捨ててしまうレベルですが、この変色した感じが私は好きなのです。ロスコのような色彩で美しい。
このプランの一番最初は草屋根のイメージでした。それもトライする価値はあったのですが、彩光の問題や実現にはもう少しテスト期間が必要かということで断念。
フロントには草屋根に福寿草のイメージの代わりにマリーゴールドをつけましたが、これで走れるかどうか…
色々問題も勃発で軒下の梁の出っ張りが雨の染みを呼び込むことが発覚。雨漏りにはならないとは思われますが、作品が中に入っていること、車中泊するから雨対策は甘く見ない方がいいという判断で、造形的には切りたくないけれど断念して切断しました。
外見ちょっとおとなしくなります。もともとはバラックのようなざっくりした感じにしたかったのです。それは震災後に立ち上がっていくイメージと戦後のバラックのイメージの両面を念頭に置いてます。
やり残したこともありますが、もうまもなく福寿走出発です。T 君ありがとう。君がいたからここまで間に合ったよ。(2021.6.23)
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