聖地 出雲大社に行く。
宍道湖畔の国道を夕陽に向かって走り出雲に向かいます。
夜に出雲到着で今夜はそこで車中泊。翌朝早々に出雲大社に寄りました。
パワースポットを信じる気持ちはあまりないのですが、ここは確かに神聖な空気が流れている気持ちの良い場所でした。多くの人に愛されて護られているのが伝わります。
出雲から松江にかけての一帯は想像していた山陰より開放感と明るさのある空気感で程よい地域感と住み良さが感じられました。
出雲大社には確か菊竹清訓設計の建物があったよなあと思い出してウロウロしたものの見つからず。検索してみると解体撤去されていました。
そこに至る経緯を見ると惨憺たる状況だったことが窺えます。
高さ24mの威容を誇り、1744年に築造された国宝の本殿と比べるときその脆弱性に言葉を失います。私は建築家設計の建築が多少機能の合理性を犠牲にしていても良い意匠なら価値はあると思ってますが、さすがにこの経緯は擁護の余地がないです。この設計は失敗だったとしか言いようがないです。
経緯はこちらに詳しいです。