石造文化に触れる旅路
中津城を見た後に訪れたのが耶馬溪橋(やばけいばし)。
富貴寺を諦めて、青の洞門に向かう途中で寄りました。
今回の北九州ツアーは、石橋や石仏、石垣など、なんだか石の旅となっています。
そういえば、青の洞門も石ですね。
この橋は通称オランダ橋。石橋として日本唯一の8連橋で最長の116m。圧巻でした。周囲の環境も美しく、白鷺が水辺でのんびり佇んでいました。
青の洞門は禅海和尚が旅人の安全のために30年かけて岩場を掘ってトンネルを通したという。幼い頃、教科書か童話でこの話を読んで記憶に焼きついてます。
いつか行ってみたいと思ってました。
現在は当時の手彫りの部分は一部しか残ってませんがそれでもその規模や彫りの痕跡などを見ると、その偉業の生々しさが伝わります。
なぜ見たかったかといえば、発想や営みが単純な事でもそれを貫徹することで、社会に寄与できることが遺せるという事を見たかったのかなと思います。
そこからはひた走り夜には長崎県の諫早に到着。
友人の作家Kさんが経営する美術系予備校で明日展示します。