奇怪な世界最小美術館?
私が普通のtiny houseを作るわけもなく。
奇怪な形ができてきてます。
頭の中で設計はずっとしていたのですが、珍しくマケットまで作って検討しました。早起きしたある朝、衝動的にマケットをドローイングのように作り始めました。
この屋根は当初からイメージしていたもので、震災被災地で流されたりつぶれた家々のイメージです。それは日本社会の根幹に根強く残る「家」という制度の揺さぶりも念頭に置いたものです。
車検時やいざという時には、荷台から丸ごと下ろせるように、壁ごとにパネル構造にしています。それをボルトでジョイント。その上に屋根パーツが乗っていて、それもボルトでジョイントしてます。さらに念のために床の部分に単管が入るようにスリットを入れてあります。単管を組んでジャッキで浮かすことができるようにもしています。
さて、この製作に強力な助っ人が登場してます。我が家にはこれまでも二人ほど居候が来てて、十勝の生活を体験してるのですが、三人目は私の息子にしても若すぎるまだ未成年の居候のT君です。
全く不思議な縁でここにいる寡黙なT君は、建具大工、構造建築士の血を引くアートバンを作るために舞い降りた天使のような助っ人です。彼は十勝に移住の予定です。
全部完成までたどり着けないかも知れず、さてさてどこまで行けるか。